俚俗〈りぞく)

  • 意味:田舎びていること
  • 豆知識:「俚」の訓読みは、「いや(しい)・ひな」です。

「俚」を使う熟語には
「俚耳(りじ)」=「世間の人々の耳」
「俚歌(りか)」=「世間に流行する卑俗な歌」
「俚言(りげん)」=「共通語とは異なる、その地方独特の言葉」
などがあるそうですが、どれも知らない言葉でした。
言葉を調べてみればみるほど
使われている言葉のほうが少ないんじゃ?と、思えてきます。

歯医者

歯の定期検診で、歯科医院に行ってきました。
検診だけではなく、クリーニングもお願いしています。
衛生士さんに歯をきれいにしてもらうとすっきりします。
毎回入れる次回の予約は、だいぶ先なんですが
今からすでに、楽しみです。

しかし、子どものころ、歯医者さんといえば
犬が獣医さんをいやがるのと同じぐらい、いえもっと?
絶対に行きたくないところでした。

昭和の子どもたちって、虫歯が多かったですよね。
学校の歯科検診で、虫歯が一本もない子って
おおーっ!と、驚きの目で見られるほど珍しかったはず。

平成生まれの息子は、虫歯が一本もありませんが
特に珍しくもなくなっていましたから
たった30年足らずのあいだに。
デンタルケアの常識は変わりました。

怖いし痛い

歯医者さんの何がいやだったかといえば
言わずと知れた、激痛です。
治療中ずっと続くあの猛烈な痛みは、
耐えがたいものがありました。

キーン!という、機械音が怖いという声もありますが
あの音が痛みを思い出させるんですよね。
なんであんなに痛かったんでしょう?

子ども時代、誰もが歯医者さんを恐れていましたから
歯医者さんがやぶだった、というわけではないはずで
当時の治療法が痛みをガマンすること前提だったんでしょうね。

私は、ガマン強くない選手権で優勝できるぐらい
ガマンができない子どもでしたから
治療中、ずっと泣きわめいていて
「泣くんじゃない!」と、歯医者さんに叱られたこともありますし
「もう、仕方ないなあ!」と、麻酔をかけられたこともあります。

麻酔をしてもらったら、ぜんぜん痛くなかったので
「ちっ!こんな方法があるなら、いつもこうしてくれりゃよかったのに」
と、思ってましたが、麻酔は多用しないほうがいいに決まってますよね。(笑)

泣きわめく子ども

今回、検診に行ってきたら
珍しく院内に幼児がいたみたいで
私がクリーニングをしてもらっているあいだ
ずーーーーっと、大泣きしてました。

でも、痛い!という感じの泣き声ではなかったので
たぶん、単純に怖かったんでしょうね。

衛生士さんや歯医者さんが、やさしく声をかけ続けていました。
それでも、どうにもこうにも怖いようで
ひたすら泣き続けていたので
治療がすんだら、すぐ寝ちゃうだろうな
と、思いながら泣き声を聞いていました。

いまどきは、私のように叱り飛ばされることはないんだなあと、思ったり
いやいや、子どもの患者を叱り飛ばしたら
あっという間にネットで拡散されかねないよ、と思ったりでした。(笑)

虫歯ができないよう、家庭で予防するのが当たり前になったのは
子どもにとって、とても喜ばしいことです。
あの痛い治療を経験せずにすむんですから。
怖くて泣くのと、痛くて泣くのじゃぜんぜんちがいますよね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。