囀(てん)

  • 意味:さえずる・小鳥が続けて鳴く
  • 豆知識:訓読みは「さえず(る)」です。

「さえずり」は「鳥が発する美しい鳴き声」で
ウグイス、コマドリ、キビタキが
日本三鳴鳥とも言われる鳴き声の美しい鳥とされているそうです。
と、知ったところで、ウグイス以外の鳴き声を知りません。

挙動不審

少し前、お殿様の行動に不審な点が見られました。
日頃、まったくさわらないスマホをいじっていたのです。

なんだろう??
気になったので、お殿様がお風呂に入っているすきに
中をチェックしようとしたら
なんと、ロックがかかっていました。

以前、ロックなんてかけていませんでしたし
むしろ、スマホを私に預けて
メールの確認、返信を丸投げしていたのに
これは、ますます怪しいわっ!

水原容疑者の件がありますので
ままままままさか、オンライン賭博!!!???
と、不安にかられたものの、簡単にロックを突破。
私でも一発でわかるパスでしたから
OSの更新時、そういう仕様に変わってしまったのでしょう。
難なく中を確認しましたが、不審な履歴はありませんでした。

来客

そんなことがあったあとの、とある日の午後、
ドアホンが鳴ったので応答したら
「〇〇(会社名)の者ですが、査定結果をポストに入れました」
と言われて????でした。

「査定?」と、聞き返したら、
「えっと、そうです。では、よろしくお願いします!」
と、あわてたように帰っていきました。

そばで聞いていたお殿様が
「この家の売却価格査定を頼んだんだよ。
 郵送でいいって言っといたんだけど」
と、教えてくれました。

なるほど、スマホをいじっていたのは
査定してくれる会社を探していたんですね。
これで、不審な行動の意味がわかりました。

結果

ポストから取ってきた査定結果は
分厚いファイルにまとめられていて
かなりボリューミーでした。

それを読み始めたお殿様でしたが
すぐにめんどくさくなったらしく
「見る?」と、渡してきました。

この場合、「読んで説明してくれ」のはずなんですけど
「見る?」と、言うあたりがお殿様ですよねー。

でも、見たかったので、受け取って読んでみると
評価基準となる項目の説明やら
売却事例など、なんだかんだ説明が続きます。
それらをなるほど、そうか、ふむふむと読んでいき
ようやく、査定結果に到達しました。

結果発表

査定方法は、「いくらで売却するのが相当か」
というもので、その結果は、
2年前に購入したときよりも、高い値で売れるとありました。

コロナ禍以降、都心から郊外への住み替えが増え
世界情勢の影響で、建築資材が不足したことにより
住宅価格が上がっていることは知っていましたが
中古物件の価格も、本当に上がっていたんですねえ。

たしかに、近隣で売りに出る物件価格は
軒並み値上がりしているなとは、思っていました。

査定価格どおりの値で売れれば、
儲けが出るような気がしてきますが
仲介手数料とか諸費用が売却価格の5%ですし
内覧向けサービスと称して
ハウスクリーニングやら壁や床の修理など
こまごまとしたサービスも紹介されていました。
きっと、これらも有料ですよね。

仲介業者が儲かるようにできてるでしょうから
素人が不動産の転売で儲けるなんて、
かなり難しいことのように感じます。

調査を依頼したお殿様は
資産価値を把握しておきたかっただけで
売る気はないと言ってますので(当たり前だよ!)
儲けるつもりも、そもそもありませんけどね。

仲介業者

それにしても、結果を持ってきてくれた仲介業者の人
私が「は?査定???」と聞いたものだから
「やばい!内緒の査定だったのか!」
と、あわてて帰っていったのでしょうね。

妻に内緒で家を売っちゃう夫
きっと、いますよね。
そういう小説を読んだこともあります、
(その記事はこちらです。→老いらくの恋@不倫

郵送で、と言われていたはずなのに、
わざわざ持ってきた、その心は
家にあがって、査定結果を説明しつつ
仲介契約に進みたかった、ということでしょう。

契約はしませんが、説明を聞いたら
もっといろんなことがわかって面白そうだな
と、思ったので、またこういう機会があれば
そのときは、あがってもらおう!と、決めました。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。