大甕(おおみか)駅

  • 意味:茨城県JR東日本常磐線の駅名
  • 豆知識:「甕」=「みか」の「み」は「水」の意があり、「か」には「かめ・壺」の意があるそうです。

難しい駅名シリーズですが、「甕」は、「竈」の次ぐらいに書きにくい漢字だと思いました。
逆を言えば、ずっと漢字練習をしていて「竈」を超える漢字にまだ出会っていないということです。
「竈」恐るべし!(人類史上最高難度の名前

ゴミの話が書きたくなって

1つ前の記事「過剰な防犯対策」で、前に住んでいた街のゴミ出し事情を書いていて
この話、もっと書きたい!と思ったので
ここのところ続けていた「引っ越しを機に買ったもの」のお話はお休みです。

治安が悪い街に住んでいます←この記事に書いてあるんですが
前に住んでいた街は、繁華街でした。
ですから、飲食店も多く街全体のゴミの量が多かったため
気持ち悪い話で恐縮ですが、ネズミが走る姿をよく見かけました。

そんな街ですから、カラスだってたくさん集まってきていました。
それなのに、ゴミの出し方がいい加減な人が多すぎて
普通ゴミの収集日、家のドアを開けてみると
目の前の路上に生ゴミが散乱していることが日常でした。

なぜ生ゴミが散乱するのか

皆さんは、たとえばパスタの食べ残しがあったら
どのように捨てますか?
ビニール袋に入れてその口をぎゅっと縛り
その袋をまた別のゴミ袋に入れてから、その袋もぎゅっと縛って捨てますよね?

ところが、私が住んでいた街では
レジ袋にガサっとパスタの食べ残しを入れて
口をゆるっと結んで、そのまま収集所にぽいっと置く人がいっぱいいました。

住民に外国人が多かったことも、影響していたようです。
外国人が多い街に住んでいました
国による文化の違いは、ゴミの出し方に如実に表れていたのでしょう。
そんな調子で、バナナの皮やら、スナック菓子の袋、レトルト食品の空き容器などなど
ありとあらゆる生ゴミが、ゆるゆるのレジ袋で捨てられていたのですから
そりゃ、カラスが大喜びしてたかってきますよねえ。

ノイローゼになりかけた

隣室の住人が外国人だったこともありました。
友人同士の2人で住むのだと聞いていたんですが
どういうわけか、出入りしている人が多いんですよね。
ざっと把握できただけで、少なくとも5人以上はいましたし
まさかと思いながらも、どう数えても10人以上いる!と感じた時期もありました。

隣室は、私が住んでいた部屋と同じ間取りでしたから2DKです。
それなのに、その大人数!
どうやって寝てるんだろう??と、謎でした。

家の中の人が多かったせいでしょうね。
電話をかけるとき、外に出て大声で通話したり
部屋の前の路上でおしゃべりしたりと
うるさかったことを迷惑に感じたり
この人たち、住民票はどこにあるんだろう?
不法滞在者の可能性ってある?と
不安になったりもしましたが
大問題は、玄関前に山積みにされたペットボトルの空き容器でした。

空いたペットボトルを外に放置しているだけでも、問題ですが
その多くに飲み残しがあって、いかにも虫が来そうな状況でした。

管理人さんに言って片付けてもらいましたが
その後、アパート全体に大量のGが発生するという大事件もありました。

おそらく、家の中にも食べ残し、飲み残しが放置されていたんでしょうね。
と、今なら冷静に考えられますが、当時はほぼノイローゼ状態でした。

それまで、Gを見るのは年に1度か2度。
外からまぎれこんできたヤツらしか見ていなかったのに
毎日、毎日その姿を発見してしまうのです。

すぐに悲鳴が出なくなりましたから
人間って、どんな環境にも案外対応できちゃうものです。
とはいえ、当時はほぼノイローゼ状態でした。

幸い、管理人さんが大規模な駆虫処理をしてくれて
なんとか、Gの姿を見ない日のほうが多くは、なりましたし
その後、大家さんが交渉し
隣の外国人さんたちは、引っ越していきました。

路上大惨事の解決法

隣人の問題は、管理人さんと大家さんが解決してくれましたが
路上に散乱する生ゴミ問題には、自分で立ち向かいました。

斜め向かいのマンション、向かいのワンルームマンション、隣の隣にあったアパート。
その3軒の収集所の生ゴミが、しょっちゅう散乱していたので
それぞれを管理する会社を調べて、電話でクレームをつけました。

マンションの管理会社は大手不動産会社だったせいか
対処が速く、あっという間に解決してくれました。

ワンルームマンションは、不動産会社の責任者に逆切れされたり
いろんなことがありましたが、何度もクレームをつけ
さらに、散乱ゴミの中から郵便物を発見し、
不届きなゴミの出し方をしている人物を特定して連絡したり
自治体の清掃事務所にも指導をお願いして
やっと、フタつきの大型ゴミ箱を敷地内に設置してくれて、解決しました。

隣の隣のアパートは、最後まで管理会社がわかりませんでしたが
ほか2軒のゴミの出し方が改善されたら、自然に散乱することがなくなっていきました。

割れガラス理論って、本当なんだなと思った件でした。

本当に本当に、あの街を脱出できてよかった!!と
振り返るたびに心の底から思います。

繁華街は、人の住むところじゃありません。



忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。