猩々緋(しょうじょうひ)

  • 意味:黄色を帯びた深紅色
  • 豆知識:猩々とは、龍や麒麟などと同じ、中国の伝説上の生き物です。

伝説の生き物「猩々」は、人に似た顔で、子供のような声、鮮やかな赤い体毛を持ち、
体つきは犬や猿に似ていて、その血はとても赤いとされているそうです。
どんな生き物?
特徴がてんこもりすぎて、想像するのが難しい。(笑)

猩々緋は、こんな色です。

図書館にて

図書館に行って、借りる本を選んで自動貸し出し機を使ったんですが
「読み取れません。カウンターに行ってください」というエラー表示が出ました。

これ、しょっちゅうなんですよね。
いや、もう読み取れたことなんてあった?というぐらい、エラーばかり。

しかし、カウンターの前には看板が出ていて、
自動貸し出し機を使うように明記されています。

「使えっていうなら、使えるようにしとけよ!」
と、思わない人がいるでしょうか?
いるかもしれませんが、私はちがいます。

カウンターにて

貸し出し希望の本をカウンターに置いて
中にいた職員さんに、自動貸し出し機に不具合があることを伝えました。
この場合、最初はまずお詫びですよね?
私が職員なら、とりあえず頭を下げます。

しかし!カウンターの向こうにいた職員の返事は
「そうなんですね~」と、まるでひとごと!!
しかも、謎の無表情で、ちょっとコワイぐらいでした。

どういうこと?と、びっくりするのが先で
そのあとに、なんなの?この態度!
と、メラっと怒りがわきあがってきたんですが
バイトの職員だから「自分のせいじゃない」と思ってるんだろうな。
そういう人に何を言っても仕方ないか、とあきらめて
「改善してくださいね」と、言うにとどめましたが
「伝えておきますね~」
と、これまた無表情でやる気なさげな返事。

なんか、疲れた

こういう対応をされると、ガクっときます。
「この人なに?」というような変な人を
カウンター業務につかせるなよ!ということを
ご意見箱に投書して帰ろうかと思いましたが、
今、役所だとかいろいろ、公的機関では
メンタルに問題がある人を一定数雇用する義務がある
という話を思い出しました。

ソースは、この小説です。

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主人公は、県税事務所に勤める公務員で
アルバイトとして一緒に働いている人が、メンタルの病を持っていて
社会復帰の一助としての雇用であることが、書かれていました。

そういう時代

今って、そういうことが当たり前なんですね。
たしかに、メンタルを病んでしまい、ひきこもってしまうと
それっきりになりがちですから、
必要な救済措置なのだろうと、思いますが
いっしょに働く人の負担は、小さくないことでしょう。

メンタルの弱さを持っている人と対峙すると
どうしても、「これ、大丈夫なのかな?」と、気を遣います。
仕事上、必要な指示出しや注意喚起も、言葉を選んでになりがちではないでしょうか。

今回の私のように、カチンときた利用者からクレームがきたときに
頭を下げるのも、きっと同僚や上司になることが多いのでは?

カウンターの中にいた職員さんが、ほんとうに病人だったのかは、わかりませんが
病人だと思ったほうが、「そういうことね」と、納得できますから
私の中では、そういうことにしておくことにして
自治体へのクレームも入れませんでした。

それにしても、ハラスメント問題も行き過ぎてる感がありますし
働くことが、とことんたいへんな世の中ですね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。