空五倍子色(うつぶしいろ)

  • 意味:五倍子(ごばいし)で染めた灰色がかった淡い茶色
  • 豆知識:五倍子=白膠木(ぬるで・ウルシ科の落葉小高木)のコブのことです。

<参考画像>

このコブで染めると、こんな色になるそうです。

色の名前を調べてみて、染色の世界の奥深さがわかってきました。
昔、機織りにあこがれた時期があって、歳をとって生活に余裕ができたら
染色と機織りをやってみたいなあと、思っていました。

仕事と子育てに奔走していた時期だったので、機織りが優雅そうに思えましたが
探求心や、根気、いろいろなものが求められる世界なのでしょう。

実際、専業主婦になった今、機織りはまったくしたくありません。(笑)

大迷惑

お殿様(夫)が、風邪をひいていました。
だるいとか、胸が痛むとか、いろいろ言っていたので
病院に行くように勧めたんですが、「発熱がないから必要ない」と却下され
自然治癒をだらだら待つ状態が続いていました。

ようやく回復したな、と思ったら
案の定、私にうつったようで
なんだか、体が重くて筋肉痛らしきものがあり
若干の寒気を感じています。

「だから、病院に行ってって、あれほど言ったのに!」
と、今さっきかなりキーキーとわめきちらしました。

まったく、迷惑極まりない。
今のところ、発熱もないし寝込むほどでもありませんが
たいへん不愉快です。

立場

お殿様は、いいですよね。
具合が悪いとなれば、ただぐったりしてればいいんですから。

私は?
そういうわけには、いきません。
食事の支度やお風呂の始末などなど
しなければいけないことは、倒れるまでは遂行します。

しなければ、その後始末のほうが重労働ですから
できることは、できる限りがんばります。

寝ていたい、じっとしていたいと思っても
自分が入らないお風呂でも沸かして洗うし
自分が食べない食事でも作って片付けます。

それが専業主婦の役割だと、割り切ってはいますが
やはり、「うつされた!」と思うと、イラだちます。

病気中にも

そもそも、病気だと言いつつ
お酒はやめないし、食事は普通に食べるし
ちょっとよくなったら、パチンコにも行って
「また悪くなったみたい」と言って帰ってきたり。

やってることが、でたらめすぎるので
「病人みたいな顔するのやめてよ!」
と、プンスカ怒っていたのが、先週の話です。

「いや、病人だぞ」と、反論されましたが
「病人ならまず、病院に行って早く治すよう努めてちょうだい!」
と、ますます怒りまくっていたんですが
結局、こうしてうつってしまいました。

体がしんどいときの家事は、ダルいですね。
でもまあ、家事さえやってればあとは寝てられるので
それはそれで、良い身分なんだろうとは、思います。

その生活を支えてくれているのが、お殿様の勤労ですから
感謝の気持ちは、ありますけど
ウイルスを家で拡散し続けるのは、やめてほしい。

でも、きっと何度でも同じことをくり返すんですよね。
数年前も、お殿様からインフルエンザをうつされましたし
去年のコロナだって、お殿様が繁華街から持ち帰ったに決まってます。

いやになっちゃう。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。