膾炙(かいしゃ)

  • 意味:広く言われていること・広く知れわたっていること
  • 豆知識:「膾」=食べる「なます」のこと、「炙」=「肉を火であぶること」です。

何がどうして、「膾」と「炙」が結びついて「膾炙」の意味になったのでしょう?
 と思ったら、なますも炙り肉もおいしく、多くの人に好まれるところから転じて、
人々にもてはやされ、広く世間に知られることを「人口に膾炙する」
と、言うようになったそうです。

チラシ

毎日いろいろなチラシが入ります。
食べ物のデリバリーは、メニューをじっくり見ますし
住宅情報は、値段や間取り、立地をじっくり見ます。
お墓や求人募集も、なんでもかんでもじっくり見ちゃいます。
広告を見るのが好きなのは、通販のカタログを見るのが好きなのと
根っこは同じなのだろうと思われます。

それでもさすがに「リフォームしませんか?」というチラシは
「いや、ここリノベしたばっかりだし」と、すぐ捨てるかというと
これまた、やっぱりじっくり見ちゃうんですよね。

リフォーム

バスルームとキッチンのリフォームを格安で!というチラシが入りました。
6月に入居して、半年が経とうとしています。
そろそろリフォームの時期かしら?
と、思ったわけではありませんが、
むむっ!こうなるなら、リフォームしたいわ!と
じっくりチラシを読んでしまいました。

ビフォーアフター画像を見て「おっ!」と思ったのです。

どこに注目したかというと
鏡の下の棚が撤去されているところです。
我が家のお風呂場にも同じ位置に棚があります。

我が家のケース

これです。
当たり前みたいについてますが、特に何も乗せてません。
だから、いらない棚なのに加えて、とっても邪魔なんですよね。

棚の下を掃除するとき、
変てこな姿勢じゃないときれいに拭けないんですよね。
シャワーが思いっきりかかるところなので
いっつもビッショビショですし
棚そのものも不規則な形なので、角が多いし
蛇口との隙間が狭いしで、拭きづらいこと、拭きづらいこと。
毎日掃除するたびに
「この棚が邪魔なんだよっ!」と、イラついていました。

注文住宅

以前、お風呂場には、鏡もいらない、ということを記事にしました。
(その記事はこちらです。→お風呂場に不要だと思うもの~忘れん坊将軍の主張
鏡も棚も、ついているのが当たり前だと
多くの人が思っているから、ついているのでしょうけれど
必要だと思っている人は、どれぐらいいるのでしょうね?

普段は、家そのものにたいしてこだわっていないつもりでしたが
こんな小さなことで、「残念だったわあ」と思ってしまいます。
注文住宅を建てられる人は、幸せですねえ。

2軒だか3軒目で、ようやく納得できる家が建つといいますが
誰しもが、住んでみて「ここがなあ・・」と
小さな不便をもどかしく思うものだろうとは、思います。

私の場合は、たぶん全部が
「掃除のめんどくささ」に結びついています。

掃除、めんどくさいですもんねえ。
せめて、掃除しやすい状態であってほしいわ。



忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。