信天翁(あほうどり)

  • 意味:アホウドリ科の鳥
  • 豆知識:「信天翁」という表記は、漢名に由来していて、「運を信じて天に任せる翁(おじいさん)のような鳥」という意味があります。

「アホウドリ」という和名は、地表での動きが緩怠で、
捕殺が容易だったことに由来しているそうです。
ずいぶんな言われようですね。

妻の不満

結婚したばかりの姪が、家事分担をめぐり、モヤモヤしているそうです。
お婿さんの働きがよくないため、すっきりしないのは
まだまだ若いからでもありますし、
世代的に、家事は分担するのが当たり前という認識もあるからでしょう。

姪の言いたいことは、痛いほどにわかります。(笑)
(関連記事はこちらです。→家事分担をめぐるストレス

なぜ、言われないとやらないのか?
やるにしても、なぜすぐにやらないのか?
なぜ、毎回毎回、毎日毎日同じことを言わないといけないのか?

かわいそうに、姪の頭の中では
なぜ、なぜ、なぜの大嵐が吹き荒れているんでしょうね。

しかし、姪にお殿様(夫)の反応を聞かせたら
大嵐が吹き飛ぶほどに、びっくりするかもしれませんし
こんなヤツもいるってわかると
きっとお婿さんは、まだまだうーんとマシどころか
とっても優良な夫だと思えるんじゃないかな。(笑)

お殿様の反応

姪が、分担したことをしっかりやらないお婿さんに不満があって
ちょっとゴキゲン斜めらしいわよ、とお殿様に話したら
「それは、だめだな!!家ってのはさあ、くつろぐところなんだから!
そんなことじゃ、ダンナ、帰ってこなくなるぜ!」ですって!!!

キタ━(゚∀゚)━!!!!! 
昭和のオヤジ発言!!

ほんっとに、おもしろいほどに
思ったとおりの反応をするので、大笑いしちゃいましたよ。

「あなた、そんなこと今どきのカップルには通用しないのよ。
妻からしたら、自分だって家でくつろぎたいのに
夫が約束を守らないから、イラついてくつろげないでしょっ!!
って、なるでしょ?」

と、指を立てて、言ってみたら
「そ、そうか」と、言いつつ、力なく笑ってましたよ。

ここで反論したとて、完膚なきまでに私に言い負かされることは
火を見るより明らかですから、
リングにあがることなく退場したようです。(笑)

世代はちがえども

姪の話を、ふんふんと聞いてやっている姪の母である姉は姉で
その夫に対して、それなりに日々思うことがあり
もちろん、私だってお殿様(夫)に思うことは山ほどあるわけで
そんなこんなを姉妹で話していると、時間が経つのを忘れてしまいます。

それでも、私と姉は3歳違いの同世代ですから
夫婦って、こういう感じ、ということや
男女の役割分担って、こういうもの、といった感覚が一致しています。

そのせいで、たいていの場合は、さんざん文句を言い合ったあとも
でもま、これはこれでアリかもね、と言う結論に落ち着きます。

男女同権意識が私たち世代よりずっと強く
むしろ、同権であることを意識したこともないような世代からすると
男性が、家事分担を思うようにこなしてくれない場合
私が想像する以上の、大きなストレスに見舞われていることでしょう。

私は、家事ではなく、仕事と家事という役割を
男女で分担するのが当たり前だと思っていたので
自分が夫を養うという立場になったとき
「こんなはずじゃなかった!」という思いが、とても大きくなっていき
結果的には、離婚を選択するところまで行きました。

自分の中にある「こういうのが当たりまえ」は
生まれたときから、積み重ねてきたもので構築されていますから
なかなか譲れないし、考え方を変えようとも思えません。

家庭の在り方についての考え方は、千差万別でしょうから
夫婦で、折り合いをつけあっていくしかありませんが
そこが、とっても難しいんですよね。

これは、世代が変わっても共有できる永遠の課題なんでしょう。

比較論

とりあえず、姪には我がお殿様の事例を知ってもらい
こんなにもとんでもないヤツもいる、
ということに安心してもらいたいわ。

しかしながら、お殿様のやらかし伝説は、レベチすぎるというか
姪世代の感覚からいえば下も下、
どん底を見てどうする!という話ですけどね。

たとえば、この記事とか。→お殿様(夫)まさかの逃亡
こんなこともありましたよ。→ブチ切れ寸前の忘れん坊将軍
この件は、いまだに許せない!→コロナは治っても、お殿様(夫)への怒りは消えない

とはいえ、私にとっては、いいところもそれなりにいっぱいある夫
ということに、しておきますが
こんなとんでもエピソードでは、次元がちがいすぎて意味ないかも。(笑)

姪よりは年上かもしれないけれど、
少なくとも私よりも若い世代の多くの女性たちが
夫の「俺のメシ問題」に対して、イラっとしていることも知ったほうが
ずっと気休めになるかも。

その記事はこちらです。→最近キレた旦那の一言

姪夫婦は、食事はそれぞれでとっているそうです。
ということは、「俺のメシ問題」とは、無縁ですから、
とってもうらやましいわ!!と、今度会ったら言ってみましょう。(笑)


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。