梻(しきみ)
- 意味:モクレン科の常緑小高木
- 豆知識:実には毒があり、仏前に枝を供える仏前草だそうです。
シキミの花です。

モクレンといえば
「ぼくの地球を守って」という、たいへんおもしろい少女マンガがありました。
登場人物の名前が植物名で統一されていて、ヒロインが「モクレン」で
恋人になる男性が「シオン」だったかな?
ほかにも、エンジュとかシュウカイドウとか、いろいろな人がいましたが
借りて読んだマンガだったため、一度しか読んでいないというのに
かなり細部まで覚えているのは、それだけおもしろかった、
ということかもしれませんし
読んだときが若かったから、物覚えがよかったせいなのかもしれません。
今は、読むはしから、どんどん何もかも忘れていきます。
映画を観に行った「リボルバーリリー」の、小説での結末が思い出せなかったことや
映画館で予告編を観ても、たしかに読んだはずの原作小説の中身が
まるっきり思い出せなかったりしたことは、記事にしたばかりです。
(その記事はこちらです。→忘れてしまったことがどうしても気になる!
映画館の座席をハズレと感じるとき)
直近で忘れた小説

7月29日に購入した古本「レッドクローバー」です。
(その記事はこちらです。→映画「キングダム3 運命の炎」を観てきました)
買ってすぐに読んで、おもしろかったので姉に貸しました。
そして、姉が読み終わって感想を聞かせてくれたのが
この前の土曜日=8月20日でした。
どう考えても、読了後1か月も経っていないはずなのに
〇〇が△△で・・・と、姉が語ってくれても
えーと、どんな話だっけ?と、さっぱりついていけませんでした。
かえしてもらった本がそこにあったので
パラパラめくって、少しおぼろげに思い出し
神社や登場人物の名前を言ってもらって、やっとはっきり思い出せました。
まったく、どういうポンコツな脳みそなんでしょうか。
自分で自分が怖くなっているというのに
「感想を語り合えると思ってたのに!」
と、姉からブーイングまでもらってしまい
ふんだりけったりな目にあったような気がしました。
自分の記憶力が怪しすぎて、ほんとに情けなくなります。
原因を探る
しかし、覚えていることだって、あります。
映画の内容は、映画館で観たものもネット配信で観たものも
どれもちゃんと覚えていますから
視覚から入ってくる情報がないと
記憶に支障をきたす状態なのかもしれません。
それよりも、もっと問題なのは
たぶん、読み終わった!と、パタンと本を閉じて
その本をしまうと同時に次の本を取り出して
すぐに読み始めてしまうことかもしれません。
ひとつの物語の余韻にひたることもなく
すぐ別の物語の世界に入っていくから
速やかに上書きされてしまっているような気がします。
記憶容量は一定でしょうから、この上書き説が有力に思えます。
今日も、一冊読み終わってすぐまた別の本を読み始めちゃいましたしね。
読み終わった本はこちら、真保裕一さん著「英雄」です。

「圧巻の読み応えにページをめくる手が止まらない。心震わす壮絶な人間ドラマがここにある!」(ブックジャーナリスト・内田剛)。父殺害の犯人を探し求める娘が、たどりついた驚愕の真実とは? 昭和・平成・令和を貫く傑作長編サスペンス!
amazon商品説明より
というような話を「おもしろかったわ!」と、読み終えるや、
次に孫文を支援した日本人の話を読み始めました。
川越宗一さん著「見果てぬ王道」です。

まだ途中ですが、こちらもたいへんおもしろく読み進めています。
ジャンルも時代もちがいすぎて、そりゃ、上書きしなきゃ
脳みそも混乱しちゃうよねという、乱読に問題がありそうです。(笑)