垳（がけ）
- 意味：埼玉県八潮市の地名
- 豆知識：全国唯一の地名だそうです。
父が転勤族だったので、日本のあちこちに住みましたが
住所が、読めないような珍しい地名だったことは、ありませんでした。
住所といえば
きのうの記事で、「何もかも忘れていく」と、書きましたが
子どものころに覚えたことは、しっかり覚えています。
小学生時代の住所は、３つありますが
その３つ全部を正確に覚えていることに、驚きます。
中学生時代になると、すでに住所はあやふやです。（笑）
記憶力の低下は、そのころから始まっているともいえそうですし
生涯分の記憶キャパが埋まってしまったんだと考えることもできそうです。（笑）
お殿様（夫）は、前住んでいたところでもそうでしたし
今住んでいるところの住所もあやふやです。
メモを持ち歩いて、必要があればそれを見るようですが
私がそこにいれば、チラっとこっちを見てくる察してチャンです。
私はお前のUSBメモリーか？と、言いたくなりますが
私は私で、お殿様といっしょに出かけたときの支払い時
チラっと見ることもせず、ずんずん先に店を出てしまいますから
大きな財布扱いしている点で、失礼度は上かも。（笑）
大きな財布
お殿様と恋愛していたころ、財布を忘れても問題ないぐらい
何もかも、お殿様が支払いを担当してくれていました。
そういえば、バブル時代って、こうだったよね、と
かなり遠い昔の記憶が引っ張り出されたものでした。
当時は、土地とともに女性の価値も高騰し
男性が、アッシー、メッシー、ミツグくんなどと呼ばれ
交際費の支払いを担当するのが、普通な世の中でした。
驚くべきことは、その「アッシー、メッシー、ミツグくん」は
単に足代（タクシー代もしくは車での送迎）、
飯代、買い物代を担当するメンズであり
恋人ではなかった！というところです。
私には、そんな素敵なメンズはいませんでしたし
まわりを見ても、そのようなメンズを従えていた友人、知人はいませんでしたから
メディアがおもしろおかしく書き立てていただけかもしれませんが
デート代＝男性持ちだったのは、まぎれもない事実で
そんなことに疑問を覚えたことはありませんでしたが
若い世代は、ちがうそうですね。
実例
若い男女のグループで遠出したとき
移動手段として、車を出してくれた男の子がいたとします。
私世代の感覚だと、その男の子が女の子たちを
それぞれの家まで送ってくれるものと考えちゃうんですが
そうではなく、適当な最寄り駅で下ろしてもらって
そこからは、それぞれが電車で帰るのが当たり前のようです。
私の知人にたいへんな美人がいまして
同年代ですから、狂乱のバブル時代を謳歌した世代です。
その彼女が、若かりし頃を振り返って、名言を残しています。
車は乗せてもらうものじゃなくて
乗ってあげるものだったわよね。
こんなことを今の時代に言ったら
ガールズちゃんねるあたりで、さらし者にされそうですね。（笑）
でも、彼女ほどの美人なら、そうだっただろうなーと
私は、違和感なく聞いていましたが
その場にいた、もっと若い方は、かなり驚いていましたね、（笑）
対等な関係
現代の若者たちは、デート代やら旅行代も割り勘が当たり前のようですし
まさに、男女平等なおつきあいが実行されているそうです。
聞いたときはびっくりもしましたし
なんか、今の若い女の子ってカワイソウだなあと思ったりしました。
でも、お互いを対等な人間として認め合うというのは
そういうところから始めるべきなんでしょうね。
それなら、私は対等じゃなくてもいいやｗと、思っちゃうけど。（笑）
対等って、そういうことじゃないんじゃない？と、思いますしね。
ギブアンドテイクが成り立ってれば、不平等ではないのでは？
と、思うのが、そもそも間違ってると叱られそうですけど。
そして、人間としての尊厳をだいじにしてもらえれば
それすなわち対等なんじゃない？と、観念的なことを言いたくなるのも
今考えると、たいへんな男女不平等な社会で育ったわりに
そこに大きな違和感を覚えていなかったせいでしょうね。
今は、私たち世代にとって当たり前だった
学校の出席簿が男女別（男子が先で女子が後）とか
男女ともに「さん」づけ（男子を君づけしない）とかが普通なようですが
それが男女差別だなどと、みじんも思わずにいて
是正されて初めて、たしかに言われてみたらそうかもね、となるぐらいです。
昭和３０年代生まれって、その上の団塊の世代や戦中派にくらべれば
かなり進んだ世代なはずですが、それでもこれです。
いったん植え付けられた「普通」をくつがえすには、
長い時間がかかるのも当たり前だなと、感じます。