𡌶(はが)

  • 意味:鳥を捕らえる道具
  • 豆知識:名字にも使われている漢字です。

こんな罠でしょうか?

調べてみましたが、どのような道具なのかはわかりませんでした。

ラブ・イズ・ブラインド

短期間に、記事にしすぎだと自覚するほど
ネットフリックスで配信している恋愛リアリティーショー
「ラブ・イズ・ブラインド」にハマりまくっています。

番組のサブタイトルが「外見なんて関係ない?!」であるとおり
15~20組の男女が、互いの姿を見ることなく
壁越しの会話のみで交流していきます。
10日間の交流の中で、恋愛関係となり
プロポーズが成功すると婚約とみなされます。

その後、バカンスに出かけ、戻ってきたら同棲
というステップを踏み、結婚式に進み
そこで、互いに永遠の愛を誓うことで
愛は盲目であることを証明する、という実験です。

これまでの記事はこちらです。
苦手な男性
アメリカでは暮らせない
「愛してる」と言った、言われた経験

夜、自室に戻ると、すぐに視聴に入らずにいられません。
明らかに、ラブイズ中毒状態です。

スウェーデン

日本版を見たあと、配信ずみのアメリカ版を
シーズン6まで全部視聴したあとに
ブラジル版のシーズン3を経て、
きのうまでスウェーデン版を見ていました。

お国によって、さまざまな差はあれど
やはり、どうしても、番組趣旨と正反対である
「外見が気に入らない問題」が勃発します。

でも、ブラジルもスウェーデンも
カップル間でトラブルが起きたときに
アメリカほど、激しく罵倒しあったり
あからさまにほかの参加者にモーションをかけたり
ということは、ありませんので
日本版同様、日本人の私にとっては
心穏やかに視聴することができます。

ほかの問題

日本で暮らしていると、あまり意識しないことが
西洋諸国においては、大きな障害になることを知りました。

それは、人種問題です。
アメリカ版では、黒人と白人
スウェーデン版では、スウェーデン人と移民
この両者のあいだにある壁は、とても高そうです。

そして、それは黒人&白人問題では黒人側
スウェーデン人&移民問題では移民側のほうが
ずっと強く、障壁を感じていて
相手のコミュニティに入っていくことへの抵抗感が強く
将来への不安を抱えていることが伝わってきました。

差別される側は、している側にはわからない
悲しさや苦しさを知っている、ということなのでしょうね。

スウェーデンの移民

おりしも、スウェーデンを舞台にした移民の物語を読みました。
図書館で借りたスウェーデンの児童書で
アニカ トール著「海の島:ステフィとネッリの物語」です。

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第二次世界大戦時、主人公12歳の女の子ステフィは
オーストリアで両親、7歳の妹ネッリと幸せに暮らしていました。
高級マンションで、豊かに華やかに暮らしていた一家は
オーストリアがドイツ統治下に入ったあと
ユダヤ人だったため、さまざまな迫害を受けます。

当時、中立国だったスウェーデンが国策として
子どもだけを難民として受け入れていたため
姉妹は両親と離れ、汽車と船を乗り継ぐ旅をして
異国の里親のところにやって来ます。
オーストリアにいる両親が、パスポートを取得したら
すぐに、一家そろってアメリカにわたる予定でしたから
ほんの少しのあいだのこと、という認識でした。

2人は、同じ里親の家で暮らせると聞いていたのですが
どういうわけか、別々の家に引き取られることになります。

姉妹が着いた小さな島は、これまで暮らしていた都会とは
くらべることもできないほど田舎で、家も質素で
主人公は、自分が暮らす里親の家に着いたときに
「この世の果て」と感じたほどでした。

島での暮らしが始まると、主人公は
スウェーデン語を一から習得していくことや
これまでのぜいたくな暮らしから一変した質素な暮らし、
異なる宗教観などに、大きなとまどいを覚えます。

島民の中には、ユダヤ人を嫌い、差別する人もいますし
姉妹間で、引き取られた家が別々だったため
暮らしぶりに差がついたりもしてしまいます。

物語が進むにつれ、一家がオーストリアで受けた迫害が語られるなど
さまざまな残酷な現実が描かれていきますが、そこはさすがに児童書です。
救いも希望もありますので、読後感はとてもさわやかでした。

この物語は4部作です。
もともと、続編が3冊もあるのだから
たぶんおもしろいのだろうと、1巻目を借りてきました。

予想が大当たりでした。
次回図書館に行ったら、残りの3巻をまとめて借りてきます。

ミステリー小説では、北欧を舞台にした物語をたくさん読んできました。
児童書は、子どものころに読んだ「ニルスの不思議な旅」以来になります。
(NHKのアニメを観たのが先でした)
異国の風景や文化、人々の暮らしがよくわかるのは
圧倒的に児童書ですね。

ところでラブ・イズ

ラブ・イズ・ブラインドに話を戻します。
現在、配信されているのは
日本、アメリカ、ブラジル、スウェーデン版ですが
今後、メキシコ、アラブ、UK版も配信されるようです。

きっと配信される端から、全部観てしまうことでしょう。
それぐらい、おもしろい、大当たりな番組です。

それだけに、配信済みのものを全部観終わってしまったら
その後、新しいものが配信されるまでイライラするでしょうねえ。

残っているのは、ブラジル版のシーズン1と2だけです。
メキシコ、アラブ、UK版の
一日も早い配信を希望します!(笑)


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。