前回の続きです。
そうだ、買おう、マンション。その1
そうだ、買おう、マンション。その2~マンションを探した理由
そうだ、買おう、マンション。その3~物件探しをした街
そうだ、買おう、マンション。その4~最近の住宅設備
そうだ、買おう、マンション。その5~リノベーションと団地
そうだ、買おう、マンション。その6~探し始めた初日に買っちゃう?
矩計(かなばかり)
意味:建物を縦に切断したときの断面図。
豆知識:「矩」一文字で「直角の定規」「曲尺(かねじゃく)」の意味を表します。
配管とか、換気、防水などの構造の質を、この矩計図で確認できるそうですが
見方がさっぱりわかりませーん!
前回までのまとめと物件の振り返り
- 目的:住宅購入
- 手段:とっかかりとしてのマンション内見
- 業者:内見を申し込んだA社と、頼んでいないのに割り込んできたB社
前回は、朝イチで見た物件を買うか買わないかの決断を迫られたところまででした。
帰り道から始まって、翌日もお殿様(夫)とみっちり相談をしました。
内見した物件は、ほかにもあったので
それらのマイナス点を確認し直すことから始めました。
物件のマイナス要素
主だった物件を値段が安い順に、それぞれの良いところ=OK要素と
気に入らない理由=NG要素を挙げていきました。
<物件1>
- OK:値段が安い
- NG:収納がほとんどない・建物が古びている
<物件2>
- OK:建物の外観がきれい・収納が十分ある
- NG:学校がすぐ近くにあり、チャイムなどの騒音が不安。
<物件3>
- OK:建物の外観がきれい・間取りが使いやすい
- NG:備品の一部を流用するなど、リノベが中途半端
<物件4>
- OK:外観、収納、間取り問題なしのうえに、専用庭がある
- NG:敷地内に段差があり、階段を使う必要がある。
<物件5>
- OK:外観、間取り、収納問題なし。
- NG:管理費、修繕積立金が高すぎる
修繕積立金
マンションに住むとき、避けて通れないのが、修繕積立金です。
見て回った物件の中で、物件5だけが突出して高く
これを払っていくなら、もっと高い物件が買えるよね?
と、思うほどの額でした。
(なぜ、そうなっているのかは不明です。)
外観が古びていた物件1は
玄関のドアとその周辺に錆が目立ち
「帰ってくるたびがっかりしちゃうよね」と
早々に「ナシ」とした物件でした。
定期的な修繕は、気持ちよく住むためにも
後に売却するためにも必要なものだと感じました。
戸建てを買ったとしても
外壁や屋根など、定期的な補修は必要です。
相場と思われる額なら、必要経費と割り切れます。
マンションの掟
これまで、マンションに住んだことがなかったので
今回、初めて知ったことだったのですが
マンションは、購入して「自分のもの」になっても
ドア、共有部分に面している窓など
外観の修理を勝手に行えないんだそうです。
考えてみたら、住民が自由に玄関ドアを交換したら
デザインがばらばらで、見た目おかしなマンションになってしまう
なんてことにもなりかねません。
みんなで積み立てたお金だから、
みんなの「直したい」が一致しないと直せないんだと知り
集合住宅のデメリットって、そこもあったんだなとわかりました。
気に入っている物件のマイナス要素
購入するかしないかを決定するのは
最終的には、候補となっている物件の
OK要素とNG要素のバランスです。
OK要素は、十分感じ取っていたので
改めてNG要素を考えてみました。
ところが、ほとんどなかったんですよね。
強いて言えば、最寄り駅周辺に車を停めるスペースがほぼないことと
一番近いスーパーが、地元の人がスーパーと見なしていないぐらい
高級スーパー=お高い店なことぐらいでした。
車のことは、別の機会にまた書きますが
駅まで徒歩6分と激近ですから、まったく問題なしとしました。
スーパー問題も、安い店巡りは今もしていますから、よしとしました。
あとは、公立の小学校、中学校が遠いこと
近くに公園はないのに、パチンコ屋さんがあることが
ネックになる要素と思われましたが
子育てをしていない私たちには、何の関係もないことでした。
それらも考慮して、改めて熟慮した結果
内見をした翌日の午後にお殿様が
「よし、買おう!」
と、決めてくれました!!!
私ですか?
大賛成です!
まだ早い、もっと見てからなど
もっと考えたほうがいいと思わなかった理由と
後回しにしていたB社のことは
次回、記事にします。