簓(ささら)

  • 意味:竹の先を細かく割って束ねたもの
  • 豆知識:タワシのように使われるほかに、楽器として用いられもします。

中華鍋と「ささら」の画像です。

中華鍋を使って料理していたころ、
ちがうもので洗うと、鍋が傷むと聞いて、
真面目にささらで洗っていました。

中華鍋を使っていたころ=息子の成長期で
わたしゃ、給食のおばさんか?と思うような大鍋で
大量の食材を料理をしていましたので
中華鍋も、かなり大きなものを使っていて
とても重かったことを覚えています。

知人からの連絡のその後

先日、久しぶりに知人から連絡があったことを
(その記事はこちらです。→同じ地獄を見た友人
お殿様(夫)に話したら、私の交友関係の話になり
かつての友人、知人たちと「会わないの?」と、聞かれました。

「会っても話すこと、特にないしね」と、言ったら
「そうなの?」と言われましたが
やはり、どう考えても話すことって、特にありません。

お互いの近況を報告しあって
後は、懐かしい思い出話をする程度じゃないでしょうか。

思い出話は、生産性がなく無駄ですし
(それなりに楽しいかもしれませんが)
近況報告は、会わないでいたうちに
どんなことがあったか、わかりませんので
普通に話したつもりのことが、地雷となる危険があり
それを探りながらの会話になるので、面倒です。

そういうわけで、交友関係ゼロな生活を続けています。

人づきあいをしない理由

友人・知人との積極的接触を絶っている理由には
交際費がもったいない、というものもあります。

出かけると、交通費がかかりますし
どこかで腰を落ち着けようとするならば、
飲食費もそれなりにかかりますので
どう安く見積もっても、3千円はかかるだろうと思われます。

そのことをお殿様に
「だって出かけたら、最低でも3千円はかかっちゃうよ!
もったいないじゃん!」


と、ひとさし指を立てて力説してみたら
キョトンとした顔をされてしまいました。

その顔には、はっきりと
3千円って、そんなに大金?
と、書いてありました。

たしかに、たいした額ではありませんし
フレンチレストランでそれ以上の額を使ってきたばかりです。
(その記事はこちらです。→極貧時代を思うと外食できる今がありがたい

でも、生産性が低く、たいして楽しいとは思えないことに使う3千円は
とっても無駄なお金だなあと、感じます。

スーパードライ

たぶん私は、かなり他人に対して冷淡なのだと思います。
ド貧乏に陥ったとき、年末に
「あー・・・年賀状買う金もねーよ」と、なりましたが
わりとすぐ、「ま、いっか」と、出さずにすませることを決めました。

年賀状を出していたのは、学生時代からの友人たちでしたが
年賀状だけのおつきあいになっていた人が多く
会う機会があった人たちとも、
最後の集まりから数年以上経っていて、
その後、みんなで集まろうという話も出ていませんでした。

仕事が忙しかったこともあり
誘われたところで、出かけていくのも無理そうだしなとか
いろいろ思いめぐらしているうちに
「この先、彼女たちと会うとしたら、どんな機会だろう?」
と、考えて「葬式だな」と、思い至り
もう、ここでおつきあいを終了しても、問題あるまい
と、割り切りました。

そのとき、友人がゼロになりまして
その後、仕事を引退してからは、仕事上の知人にも
一切連絡をとっていませんので、
友人、知人ゼロ生活に突入し、今に至っています。

もともとの性格

もともと、人とかかわるのが面倒に感じていた子どもでしたが
父が転勤族で、小中学校が転校の連続だったせいで
友人関係を強制リセットさせられることが重なり
人間関係を構築することに意味を見出せなくなり
そもそもの性格に拍車がかかったのだろうと、思います。

お殿様も、同じように転校が多かったことや
その他もろもろあり、人づきあいをほとんどしていません。

夫婦ふたりで、ひっそり暮らしていますが
お殿様がいれば、まったく寂しくありませんし問題ありません。

そのことを、伝えてみました。
「ひとりは、絶対にさびしいけど、あなたが、いるからそれでいいの。
あなたとは、話しててすごーく楽しいってわけじゃないけど
大谷さんや藤井七冠のことを、すごいねーって言い合ったり
暑いねとか、おいしいねとか言えてればそれで十分。
もっと込み入った話がしたければ
私には、お姉ちゃんがいるし、人づきあいはいらないよ!」

上げてるんだか落としてるんだかわからなくなりましたが
正直に言ってみたところ、特に気分を害した様子はありませんでしたし
むしろ、納得していたようです。
お殿様も同じように仲の良いお兄さんがいますので。
共感したものと思われます。

初老夫婦ふたりの暮らしは、とにもかくにも
穏やかであることが、何よりです。
ゆるゆると仲良く暮らしていきたいものです。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。