老次(おいなみ)

  • 意味:年をとること・年老いたころ
  • 豆知識:「なみ」は「並(な)む」の連用形だそうです。

年老いるというのは、何歳ぐらいのことなのかと、調べてみたところ
国連は、60歳以上を高齢者、80歳以上を後期高齢者と定めているそうです。

少し前に

59歳になりました。
今日ではなく、ちょっと前のことでした。

お祝いするような歳ではありませんので
特に何もしませんでしたが、任天堂からお祝いが届きました。
この壁紙です。

スクショを撮った日付も、少し前のものですが
この日が誕生日だったわけではありません。

スマホを開くたび、大好きなポケモンたちをながめられるので
たいへんありがたいプレゼントになりました。

余談ですが、姪が私のスマホを見ると、いつも

文字でか!

と、驚きます。
おばさんは、老眼なんだよ~。(笑)

今に始まったことではないけれど

歳をとったなあと、思うのは
外出先で、世の中の人から雑に扱われるときです。

道を尋ねたり、混雑の中を縫うように歩くときなど
若かりし頃は、誰もが親切にしてくれたものですが
今や、すっかりBBAですから
「邪魔くせーな!」
という態度をとられることが、しばしばあります。

もちろん、老若男女の別なく
人にやさしく対応できる人もいますから
世の中の全員に、そのように扱われているわけではありませんが。(笑)

親切にされるといえば

そもそも出不精の引きこもりで、外出をあまりしませんので
見知らぬ人から、たまに親切にされる経験は、
ますます減ってしまうわけですが
だからこそ、親切にされるとありがたみが増します。

先週、スタバに入ったんですが
案の定、注文時にもたもたしてしまいました。
ひとつは、メニューを指させばよかったんですが
もうひとつは、ショーケース内の実物(ケーキなど)を見て
注文する前に選んでおきました。

ところが!ですね、いざ、店員さんの前に進み
「これと」と、あらかじめ決めておいた商品を指さしたあと
加齢の悲しさなのか、そもそも頭が悪いのか
今決めたばかりのドーナツの名前が出てこなかったんですよ!

「すすすす、すみません」
と、謝ってから、ささっとショーケース前に移動し
名前を覚えて戻り「〇〇ください」とお願いする体たらく。
手間がかかるもたつきババアとなってしまったわけですが
若い女性の店員さんは、にっこり笑って受け付けてくれました。

これ、別に親切にされた、というわけではなく
当たり前な接客を受けただけの話なんですが
これだけのことでも、やさしい人でよかった!
と、胸をなでおろしてしまうのが、年寄りというものです。

悲しいですねえ、年寄りって。(笑)

若い女性はBBAがきらい

自分がだんだん歳を取っていくにつれ
自分もそうだったか?と、何度も考えたこととして
若い女性は、おばさんの相手をするのが嫌いである
ということです。

30~40代、出入りしていた勤務先は
たくさんのパート主婦が働いているところでした。
そこで、「あ、この人今、あー、おばさんって、これだから」
って、うんざりしてるなあと、思うことを何度も経験しました。

「この人」=若い女性社員だったわけですが
自分がその年代のころ、どうだったかなあ?
と、つらつら思い返してみました。

20代前半、まだ独身だったころ
職場でおばさんとご一緒したことは、何度もありましたが
特に何も感じていなかったと、最初は思ったんですが
いや、そうじゃないなと、気づきました、

存在そのものを、意識したこともなかったように思います。

自分に迷惑をかけることさえなければ
そのへんの石だとか壁だとかと同じ存在
と言っちゃうと、きつい表現になりますが
自分とは別世界に生きている人で
同じ女性というよりは、別の生き物のようにとらえて
すっぱり棲み分けしていたんだなと、気づきました。

だからどうだという話ではありませんが
若いときって、ほんっとに傲慢だよねと、
自分で自分を笑ったものでした。

でも、それでいいんじゃないかなと、思います。
ジェネレーションギャップって、絶対に乗り越えられないものですから
お互いに距離をとりあっていたほうが
平和な関係を保っていられるんだと思います。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。