今回の漢字練習

うるさい母親に切れかける←この記事で練習した「喧噪」を辞書で調べたとき
同じページに載っていた書けない言葉を、複数練習して記事にしましたが、まだありました。

ケンケンガクガク=騒々しい議論の様子なので
ケンケンガクガクになりそうな話を出してみましょう。

プライバシー

学校にAI搭載の監視カメラを!
 ↑
この記事で、学校内に監視カメラを死角が出ないように設置すべしと発案しました。
今や町中に監視カメラがたくさん設置されていますが
「プライバシーの侵害!」という観点から設置に大反対する人々がいますよね。

監視カメラで侵害されるプライバシーってなんでしょう?
やましいところがなければ、気にする必要がなさそうなことばかりですよね。
傷害や窃盗、痴漢などなどは、隠れてできるからしちゃうんじゃないでしょうか。

むやみやたらに反対する人には
どんな悪いことするつもりですか?と聞きたくなります。
そりゃ、家の中まで監視カメラつけられたらいやですけど
屋外は、私有地以外はプライバシーが守られる必要も感じません。

日本は民主主義国家ですから、様々なことを話し合いで決めます。
まさに、小さなことから大きなことまで
話し合って、必要に応じて多数決で決めていくことになってます。

話し合いは、どんなに不毛な議論でも仕事の場であれば
お金をもらうために、仕方ないと割り切れますが
こりゃ、たまらん!となる話し合いもありました。

たまらんナンバーワンは

PTAの役員決めでした。

毎年、新学期の教室で母親(少し父親)が集まって
じとーっとした雰囲気の中で、
「できない理由」をそれぞれ言い合うんですよね。

引っ越しの予定があるとか
妊娠の予定があるとか、
「予定」で断ろうとするツワモノもいましたが
そのせいでしょうか?
知り合いの学校の役員決めの話し合いでは
母子手帳を持参してる人のみ免除というルールがあったそうです。

介護を理由にする人も多かったので
そちらの証明書が必要な学校の話も聞いたことがあります。

それも、どうなのかなあ?と思うんですよねえ。
それこそ、どこまでプライバシーを開示する必要があるんでしょう?
人に言いたくない事情だって、ありそうなもんですよね。

配偶者が心の病気で目が離せないとか
自分が働かないと、家計が破綻するから仕事は休めないとか
持病があって無理ができないとか。
そんなことまで、たかが子どもが同じクラスになっただけの
保護者に開示する必要があるんでしょうか。

なんだかんだで、私はずいぶんと押し付けられて
何度も何度も役員をしましたけどね
言えるものなら、言いたかったことがあります。

   ↑
  これです。

当時、私は夫の扶養家族ではなく
ひとりの労働者として納税していましたし
社会保険も、自分の収入の中から掛け金を払っていました。

専業主婦もしくは、扶養範囲内所得のパート主婦さんは
会社員の配偶者であれば、国民年金の掛け金は免除です。

パート主婦の皆さんが、
「仕事は言い訳にならないわよね!みんな働いてるんだから!」と
鼻息荒く、おっしゃるのを見て口がムズムズしちゃいました。

パート主婦って、警察に調書とられるときの職業は「無職」なんですよね。
パート主婦だったとき、空き巣に入られて、お巡りさんが来てくれて
職業は?と聞かれて「パートです」と答えたら、そう言われました。
あれから、30年ぐらいたってるので、今はちがうかもしれませんが。

とはいえ、あなた方は無職ですよ、とか
税金払ってないんだから、
せめてボランティアぐらいやれば?とか
そんなこと言ったら、非難ごうごう四面楚歌。
子どもまにまで、いやがらせが行く危険がありますし
そもそも、無職だろうが有職だろうが
開示したくない事情の有無は不明です。


経験上、この話し合いは、声の大きな人が仕切って
誰かに押し付けて終わることがわかっていましたし
押し付けられたときに、仕事を理由にできなければ
ほかに断る理由がありませんでしたから、引き受けていました。

 

ほかに断る理由がない理由

それは、私の子どもが一人っ子だったことです。

一人っ子の親は、兄弟姉妹のなんだかんだを理由にできません。
上の子のサッカークラブのお当番で・・・だとか
下の子に手がかかるから・・・とかですね。

図々しい人になると
「一人っ子で楽してるんだから、あなたやりなさいよ」と
はっきり言ってくれちゃいますしね。
別に役員をやるために
一人っ子の親をやってるわけじゃないんですけどね。
そういうことを言う人に、そんな理屈は通用しません。
もしも、私が二人目不妊に悩んでいたら
どれだけ傷ついたことでしょう。
そんなことも想像できない、無神経さですから仕方ありません。

私は、二人目を!と頑張ってませんでしたから、よかったですけどね。
同じことを言われた一人っ子母は、多いと思いますよ。
そして、中には激しく傷ついた人もいたことでしょう。
非常に不愉快な思い出なので、このへんにしておきましょう。


コロナで、PTA事情もだいぶ変わったでしょうね。
何が何でもやりたくない人がいる一方
何が何でも、しょっちゅうみんなで集まって
長時間ダラダラと過ごしたい人たちもいて
さらに、その集団を仕切ることが大好きな人もいて
不要・不毛な集まりが多すぎました。(個人の感想です)


本当に必要なことのみで運営していける組織に
生まれ変わっているといいですし
PTAのTが、「休日出勤したくない」と言うせいで
土曜日に集まりが持てないこととか
改善されてるといいですね。
ま、今となってはひとごとですけど。

 

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。