敏捷(びんしょう)

  • 意味:すばしこいこと
  • 豆知識:「捷」には「戦いに勝つ」という意味があります。

チャットの会話

web上をうろうろしていたら
だいぶ前に楽しんでいたMMORPGの広告が目に入りました。

MMORPG=不特定多数が同時参加できるオンラインゲームのことです。
知らない人同士がパーティーを組んで、敵と戦ったり
チームを作って、チーム同士で対戦したりします。

一緒にプレイする人とは、チャットで会話ができるのですが
当時、この熟語を読めないで困ってる人が多いなと、思いました。

体力、知恵などの、キャラクターのステータスのひとつですが
「敏?を上げたいんだけど・・・」
「知恵の下のやつってさー」などなど
読めない熟語はタイプできないのが、チャットですね。

私は読めていましたが、書けるかどうか試してみたら
案の定、書けませんでしたw

「素早さ」とか、ほかの言葉にしてくれたらよかったんでしょうけど
ステータス画面の仕様で、2文字の熟語で統一する必要があったようです。

MMORPGをやめた理由

ゲームとはいえ、戦うわけですから
自分のキャラクターを強くしたいというのは
全参加者が共通して考えることです。

戦って戦って、経験値を稼ぐだけじゃなく
強くするアイテムを獲得するためにも
いろんな努力をして、少しずつステータスを上げていったのですが
ある日、不正ログインによるアイテム盗難事件の被害者になりました。

苦労して集めたステータスを補強するアイテムを
ごっそり盗られてしまって、たいへんがっかりしました。

運営と連絡を取って、アイテムの復旧をしてもらうなど
しばらくは、あれこれやっていたんですが
正気に戻ると、がっかりしてる場合じゃないんじゃない?
不正ログインされちゃうって、セキュリティが脆弱すぎない?と
怖くなって、ゲームから遠ざかってしまいました。

チャットルーム

MMORPGは、画面上でチャットができましたが
昔はポータルサイトにチャットルームがあって
不特定多数の人たちと、話すことができました。

30代前半、ネットを始めたばかりのころ、
たまにチャットルームで遊んでいました。

いろんな地方の人と話ができるので
ゴミの分別やお節料理のちがいなどの
他愛もない会話を楽しんでいました。

ここでは、タイプできない言葉に
困っている人はいないようでしたが
「こんにちは」ではなく
「こんにちわ」と、挨拶をする人の多さに驚きました。

あまりに多いので、
ネットでは「こんにちわ」がルールなのかも?
と、本気で思ったぐらいでした。

仮名遣いの誤りを、いちいち「ちがうよ!」と
とがめたいわけじゃ、ありません。
自分だって、気づかずに誤表記をしているんでしょうけど
「子連(づ)れ」を「子ずれ」
「雰囲気」を「ふいんき」などなどには
背中がぞわぞわするような、居心地の悪さを感じていました。

日本語が不自由な息子

他人には、いちいち指摘しませんが
自分の子どもには、教育的指導として
正しい言葉遣いを教えるように努めました。

私が、知っている範囲での正しさですから
たいしたことじゃありません。
たとえば、「ら抜き」は指導していました。
「見れる」じゃなくて「見られる」だよ、というように。

そうしたら、我が息子
「帰れられる」
「食べれられる」などと、
「れる・られる」がごっちゃになっちゃいました。

そもそも言葉が遅くて3歳になっても
まともにしゃべれなかった子ですから
そんなもんでしょう。

幼稚園に通っていたとき
同級生のお母さんが帰国子女で
「幼児の英会話教室を開くから、来ない?」と
みんなに声をかけていたんですけど
私の顔を見て
「あっ・・・息子くんは、日本語が先よね」
とまで言われちゃったぐらいでしたからね。

そのとき、失礼しちゃうな!と思ったものの
おっしゃるとおり!と、納得もしちゃいました。
でも、親たる私が納得しちゃったら、
息子がかわいそうじゃん!と思ったので
「ほほほ、息子はポルトガル語は得意なんですけどね~」と
大ボラぶっこいてやりました。

今となっては懐かしい思い出です。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。