慧眼(けいがん)

  • 意味:物事の本質や裏面を見抜く、すぐれた眼力。
  • 豆知識:「慧眼無双」という四字熟語があります。

「慧」という漢字が、人名用漢字として使えるようになったころ
この漢字を使った名前が、どっと増えた記憶があります。

ときどき話題にのぼる「キラキラネーム」の根底には
「ほかの子とかぶらない名前をつけたい」という親心があるそうです。
「慧」を使った名前も、そのような思いがこめられていたのかもしれません。

夫婦の会話

私は、台所を片付けて、水気を拭き取ってから寝るのですが
朝起きると、シンクが水でビショビショになっていることがあります。
犯人は、お殿様(夫)で、夜中にのどが渇いたので水を飲んで
そのコップを、親切心で洗ってくれた結果なのです。

どういう経緯であったのか、思い出せないのですが
お殿様と、その件について話しました。

私「せっかく拭いて寝ても、朝起きてビショビショだとがっかりしちゃう」
殿「じゃあ、前みたいに置いておくほうがいいのかな?」
以前住んでいた家は、台所とお殿様の寝室が離れていたため
使ったコップは、寝室に置きっぱなしでした。

私「それはそれで、朝起きてコップ回収して洗うところから?
  ってがっかりしちゃうし、コップを放置されると、曇っちゃうのもやだし」
殿「・・・・」←どうすればいいのか、わからないときは、とりあえず黙る。

結論と解決策

ここまで話して、わかったことがあったので、正直に伝えました。
私「何をどうされても気に入らないんだわ。
  要は、私の台所に入らないでってことよね」
殿「そうか!(笑)」

お殿様からすると、どうでもいい会話だったようで
身勝手な結論になったことは、まったく気にならなかったようです。

でも、この問題を放置しておくのもストレスです。
冷蔵庫のいちばん手前に、お殿様用の水筒を用意しました。

夜中にのどがかわいたときは、ここから飲んで
冷蔵庫に戻してもらえば、万事OKです!

お殿様が、このルールを覚えるまでは、きっと
「なんで水筒から飲まないのよっ!」
と、ブーブー文句を言うことになるでしょうけれど
習慣として定着するまでの辛抱です。
(どうせ、間違えると決めつけてるw)

「私の台所」

これに類した話は、これまでの人生で
知人や姉、母らと、何度かしたことがありますが
皆一様に、台所に夫が入ってくるのが、気に入らないと言っています。

特に、冷蔵庫を開けられると
「何してるの!?」と、つい問い詰めてしまうともw

冷蔵庫の中を点検して
「賞味期限切れの食品があるぞ!」
とか、いやみなことを言うわけではなく
何か出したいものがあって、開けているだけなんですけど
どういうわけか、イラっとするんですよね。

つまり、いみじくもお殿様に言ったとおり
妻にとって、台所は「私の」エリアであるわけですから
不可侵条約を結びたいところでも、あるわけです。

例外もある

しかしながら、体調が悪いときに
無理して食事の支度をして、食べ終わったとき
私「あー、なんかだるい」
殿「寝てたらいいじゃん」
私「これ、誰が片付けるの?」
殿「片付けてから寝てよ。(笑)」

こんな会話をすると、猛烈にイラっとするんですよね。
私の台所に入っていいのか?
いいですとも!
でも、きっと思ったとおりに片付けてくれることは、ないでしょうから
「これは、こうじゃないよ!(怒)」と
眉間にしわを寄せてやり直すこと、間違いありません。

私のコピーロボットがほしい!
そうしたら、私の気に入るように家事をやってもらえます。
色々な便利な道具が開発されているのですから
そろそろ、コピーロボットも実現してほしい!

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。