反駁(はんばく)

  • 意味:他の意見に反対し、論じ難ずること。論じ返すこと。
  • 豆知識:「駁」は、「まだら・ぶち」などの意味を持つ漢字です。

反駁=他人の主張、批判に論じ返すことで
反論=相手の考え、批判に反対の意見を述べることだそうです。
違いが、よくわかりませんが
反駁は、必ずしも反対意見ではない、ということでしょうか?

保育所の謎ルール

今朝のNHK「あさイチ」で、社会にはびこる謎ルールを取り上げていました。
仕事を休んだあとに、「ご迷惑をおかけしました」と
お菓子を配って謝るというルールがある会社の話など
いろいろな事例が紹介されていました。

中に、「謎ルール」を撤廃した保育所の話がありました。
そもそもあった「謎ルール」とは
お昼寝用の布団一式を持参し、定期的に持ち帰ることや
食事のときのエプロンを持参し、持ち帰っていたことなど
どこの保育所でも、当たり前にあるものでしたが、
使用済みのおむつを、家庭に持ち帰らせることも撤廃されたルールの中に入っていて、
「とうとう、そういう時代が来たか」と、感じました。

昔の話

保育士の友人がいました。
数年ぶりに何人かで集まったとき
私はすでに子持ちで、彼女は未婚でした。
いろんな話が出たのですが、
やはり子持ちとなった友人が
「子どもを預けている保育所が紙おむつ禁止でキツイ」
という話をしたら、その保育士の友人が
「でも、子どもにとっては、布おむつのほうが絶対にいいし
 うちの園も、保護者に納得してもらって布おむつだよ」
という会話になりました。

私は、保育所のお世話になっていなかったのですが
素朴な疑問をそのまま言ってみました。

「そのおむつってさあ、保育所で水洗いとかしてくれるの?」
すると、保育士の友人が
「なんで?そんなこと、しないよ」と
真顔で答えたんですが、そこにいた一同が皆、黙ってしまいました。

保育士の主張

皆の様子から、「それって、ひどくない?」
という雰囲気を察したのか、保育士の友人は、
「おむつの始末は親の務めだし、当たり前。
なんでも、保育所に丸投げしてたら母子関係がおかしくなる」
というような持論を展開していました。

自分で波風を立てておいて、無責任なんですが
途中でめんどくさくなってきたので
「そうなんだね」と、納得したふりをして話を終わらせました。

でも、内心では
家に帰って、まずは大量のしかも汚れがこびりついたおむつの洗濯
そして、ごはん、おふろ、ねかしつけ、明日の保育所へ持って行くものの準備
やることてんこ盛りじゃないか。
そんなに忙しかったら、子どもと話す暇もないじゃん。
母子関係を良好に保つためにも、紙おむつにしてやれよ!
と、思っていました。

時代は、変わった

保育所に丸投げして、子どもに関心を示さない親も、
おそらく、一定数はいるのでしょう。
そして、たしかに自分の子どもが起きている
ほとんどの時間を保育所に任せているわけですから
「丸投げ」と言われても、仕方ないのかもしれません。

でも、これだけ働く母親が増えた社会では
保育関係者の理想論が通じなくなっているということもあるでしょうし
あさイチに出ていた保育所の事業主は男性で
ご自身が、保育所から布団を運搬する大変さを経験していて
だからこそ、親目線の保育を考えようとしてるようでした。

かつては、保育所の送り迎えは、ほぼ、母親が担っていましたが
父親もするのが、当たり前になってきたということも
変革には、絶対必要条件だったのだろうと思います。

母親、父親、どちらも親ですものね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。