乖離(かいり)
- 意味:そむき、はなれること。
- 豆知識:「乖」を使う熟語には、ほかに「乖背=そむき反すること」「乖乱=秩序が乱れること」などがあります。
「乖離」という語を目にしたとき、決まって
「ハゲ?」と「禿」かと錯覚してしまいます。
中田あっちゃんのYouTube大学
オリラジのあっちゃんの、「ベルばら」を題材にした授業がおもしろすぎて
おなかがよじれるほど、大笑いしました。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
男性目線で読んだ「ベルばら」を
男性に向けて解説しているため
男女による感覚の差が、とても興味深く、笑えます。
俺TUEEEEEEEEEEEEE!!!
あっちゃんは男性ですから、少年マンガを読んで育ちました。
その目で、少女漫画の金字塔「ベルばら」を読んだわけですが
「誰が一番強いか決めないの?」と思ったというくだりがあり
んなわけないじゃん!と、声に出してつっこんでしまいました。
そして、あっちゃんが悟ったのは
「このマンガのテーマは、『最強の男決定戦』ではなく
『誰が私を一番愛してくれるのか』なんだな」ということでした。
大正解ですよね。(笑)
「オラ。もっともっと強くなりてぇだ!」の世界の住人からすると
摩訶不思議に見えることがたくさんあったようで
感じた違和感ひとつひとつが、ほんっとにおもしろい動画でした。
あっちゃん、気落ちする
ベルばらを読み込んで、分析をしてみて
あっちゃんは、いたくがっかりしてしまいました。
自分が最強になることで
妻は愛されていることを実感してくれるわけではない。
ということに気づいたせいです。
あっちゃんにとって、最強とは
仕事で成功すること=ナンバー1のユーチューバーになることだそうで
それが、妻を幸せにすることだと思って励んできたのに
そうじゃなかったのか!
富でも名誉でもなく
どれだけ「愛」を表現するのかがだいじだったのか!と
いたく、がっかりしていました。
さほど間違ってはいませんが
ちょっと、ずれてるなあと思いました。
「最強」であることも、もちろんだいじなんですよね。
最強になって、自分が満足できる暮らしを提供してくれること
それがすなわち「愛されている証」なわけですから。
ベルばらの女性は特殊
ベルばらに登場するふたりの女性、
アントワネットとオスカルは
生まれながらに、富と名誉をもっていたので
男性にそれを付与してもらう必要がなかっただけです。
アントワネットはオーストリア皇女に生まれ
フランス王妃になりましたし
オスカルも裕福な貴族の家に生まれた「女伯爵」です。
そういう二人だからこその
「愛あればこそ」であり
それゆえに、愛をことさら貪欲に求めるのですよね。(笑)
少年マンガ
あっちゃんの授業を聞いて
やっぱり、少年マンガのあの長すぎる戦闘シーンって
男の子の大好物で、だからこそ
あれだけ長々と続いてしまうんだなあと、よくわかりました。
少年マンガにも、おもしろい作品が多くありますので
今後も読んでいくつもりですけれど
戦闘シーンは、きっと、飛ばしちゃうでしょう。
作者が、読者である少年のために、
もっとも気合を入れて描いたところなのでしょうから
とても、申し訳ない読み方なのでしょうね。(笑)