撓(たわ)む

  • 意味:棒・枝などに力が加えられて、そり曲がった状態になる
  • 豆知識:ほかの訓読みには、「しな(る)」「くじ(ける)」などもあります。

不撓不屈

「撓」の音読みは「トウ」で「不撓不屈」という四字熟語が有名でしょうか。
元横綱貴乃花が大関に昇進したとき、決意の口上に使っていまして
その後、口上に四字熟語がはやりましたね。

私個人の記憶としては、それ以前に、
横綱千代の富士の引退時に発売された写真集のタイトルが
「不撓不屈」であったことのほうが、印象に残っています。

お相撲さん御用達の四字熟語、というわけではないのでしょうけど
「不撓不屈=強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま」
ですから、戦う人にはぴったりの四字熟語ですね。

根性なしの私には、まったくもって縁遠い熟語であります。(笑)

本題

今回の記事タイトルについて書くはずが
だいぶ話がずれましたので、戻します。
姉の特技について、ですが
それは、「ドラマや本のあらすじを説明するのが超うまい」
と、いうことです。

あらすじ語り検定とか、そういうのがあるわけじゃないので
あくまで、私が思っているだけなんですが
姉ほど、話の筋をわかりやすく説明できる人を他に知りません。

といっても、そもそもお殿様(夫)のように
見られなかった朝ドラの筋を聞いて
「何もなかったよ」と答える人は論外ですけどね。
(その話はこちらです。→お殿様(夫)に欠けている能力

自分が人に同じことをしようとしても
絶対にできないなと、いつも感心しているので
「あらすじ屋になれば?」と、勧めたこともありますが
そんな仕事、成り立つわけないだろう!と却下されました。(笑)

特殊能力

どうして、あらすじを説明するのが上手なんでしょうか。
おそらく、整理整頓能力に長けているからだと思われます。

姉は、整理整頓がカンペキです。
家の中がまるでモデルルームみたいで
おうちに行くたびに感心しています。

その妹である私は、整理整頓は大の苦手で
自分の家のパントリーを開けるたび
ぐちゃらけたその様子に絶望します。

とりあえず、どこに何があるか
私にはわかる状態にはなっていますし
何かを取り出したからといって、
雪崩を起こすわけではないのですが
きちんときれいに整然と並べて収納する
ということが、まったくできません。

それって、やはり才能ですよね。

そういう才能がある人は
物事を整理して説明する能力に長けているんだと思われます。

どこかで生かせないものか?

この姉の能力を、どうにか活用できないものか?
と、いろいろ考えてみたんですが
やはり、あらすじ屋というのは、商売として無理そうです。

でも、いわゆる映画や本のレビューには役立ちそうですよね。
すでに還暦を過ぎている姉ですが
今からでもユーチューバーとしてデビューしてはどうでしょう?

読んだ本や映画の簡単な筋や見どころを説明する動画って
たくさん出回っていますが、若い人向けのものばかりです。
シニアのシニアによるシニアのためのそういう動画って
新しいジャンルじゃない?と、思うにつけ
ありかも!と、思いますし
あれば、私は視聴したいなと、思うのですが
姉は、やりたがらないだろうな。(笑)

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。