前回記事「そうだ、買おう、マンション。その1」の続きです。

鉞(まさかり)

意味:木を伐採するための斧の一種
豆知識:北アメリカのインディアンが使っていた「トマホーク」の和訳は「まさかり」になります。

家探しに出かけた町中で、鯉幟を多数発見し
「まっさかりかついだきんたろ~」と、脳内で歌ってみたら
当然、漢字がわかりませんでした

前回のまとめと希望物件

  • お殿様(夫)とふたりで出かけました。
  • 目的:住宅購入
  • 手段:とっかかりとしてのマンション内見
  • 業者:内見を申し込んだA社と、頼んでいないのに割り込んできたB社

このような状況で、物件探しがスタートしました、

マンションと戸建て、いずれにせよ
中古物件を考えていましたが
戸建ては、ほぼ100%2階建て物件になると予想しました。

家の中に階段があるなんて
掃除がめんどくさくて、冗談じゃありませんし
年取ったらおっくうで、絶対にのぼらなくなって
2階がまるまる死んだ空間になることが目に見えているので
戸建てなら平屋が希望でしたが、まず無理だろうと思い
マンションから探し始めました。

昨今の住宅事情

戸建てをあきらめたのは、ウクライナ情勢も影響しています。
2人だけが住む家ですから、狭小住宅でOKなんですよね。
だから旗竿地とか、狭すぎる土地とか
出物があれば買って、小さな家を建てる案もありました。

土地ではなく、中古住宅を立地で選んで買っちゃって
好きなようにリフォームするのもありだよね、
とも話していたんです。

ところが、世界情勢の影響で建材費が高騰し
住宅の新築、リフォーム費用が値上がりするそうです。

そこで、結果的にリフォーム済みのマンションを見て回ることにしました。

マンションの条件

マンションでだいじにしたい基準は、広すぎないことと、立地です。
広すぎると、光熱費がかかって無駄ですし
何より、掃除が面倒ですから
なるべくコンパクトな間取りのものを探しました。

そして、絶対に譲れないのが駅近です。
マンションの価値は、いずれ立地のみになってしまいます。
どちらかが一人になって、住み替えたいと思ったとき
まったく売れない物件は、困っちゃいます。

資産価値が目減りしたとしても
いずれまた売れる物件は、駅近でしょう!と
その条件で2DK、もしくは2LDKを探したんですが
なかなか、ないんですよ、これが。

その間取りだと、賃貸になっちゃうんですよねえ。
でも、A社の人が、あれこれ見繕ってくれて
わりとコンパクトな3DKとか
ちょっと手狭な3LDKだとかの物件を案内してくれました。

どんな人かなーと思ったA社の担当者さんは
親切だし、おしつけがましくない人でした!

昼休憩

担当者さんが車でブイブイ連れていってくれたので
午前中にたくさんの物件を見て回ることができました。
ここもいいね、さっきのもいいねと目移りしたり
ここはドアが汚いね、さっきのは道路の音がうるさいよねと
細かいところが気になったりしているうちに
気づけば、もう午後!おなかが劇的にすいていました。

せっかく出てきたんだから、
午後も物件めぐりをしたいと言ってみたら
担当者さんが、快諾してくれたので
1時間ほど休憩をとることになりました。

担当者さんといったん別れて、近くのファミレスに入り、
「おっ!晩酌セットっていうのがあるぞ!!」と
お殿様がゴキゲンになったとき
私のスマホがぶるぶる震えました。

見ると、メールの着信で、送信者は
朝、電話をかけてきたB社の人でした!

中身を確認してみると
「条件に合いそうな物件をご紹介します!」とあり
添付ファイルで、物件情報を送ってきたようです。
その中身も確認したいところでしたが
「ビール、ビール!」と、お殿様がせかすので
注文を先にすませることにしました。

注文方法は、昨今ありがちなタッチパネルです。
これは、お殿様には無理なんです。
スマホのフリック入力だってできない人ですからねw

この話、もう少し続きます。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。