病院へ行って、お殿様(夫)の様子を見てきましたが
かなり悲観的になっている様子でした。
とはいえ、涙ぐむとかくよくよするというわけではなく
もう、前と同じような生活はできないということと
5年、10年先の未来はなさそうだ、ということを悟っている様子です。
お殿様の主治医は、優しく共感力もあり、とても良い先生ですが
優しすぎるせいか、患者や家族の意向に寄り添おうとしすぎるように感じます。
今回の入院も、木曜日に行ったとき、「週末にも退院可能」と言われたのですが
私が「まだぜんぜん咳がおさまっていないし、心配です」と言ったら
「じゃあ、週明けに検査してそれから退院にしましょう」と、言ってくれました。
そのとき、病院で管理してもらえるなら安心だと、ほっとはしましたが
見解を患者の家族に言われて翻すというのは、どういうこと?
と、思うようになりました。
お殿様は、このところ食道バイパス手術をしたいということばかり言っています。
水すら飲めない状態が、ずっと続くことが決定していますから、当たり前です。
でも、筋力、体力が低下し、高確率で肺炎をくり返す状態ですから
大きな手術なんてとんでもない、と思うのですが
「内科医として勧められない」と言いつつも、外科医の話を聞くように言われています。
それは、お殿様の希望を無下に却下したくない、と言う気持ちからではないのでしょうか。
がんの治療についても、抗がん剤が効いてがんが小さくなっていくときに
「食道にあいた穴が大きくなる可能性があるので、慎重に様子を見たい」と言うので
「がんが放置されちゃうんですね」と言ったら
「やろうと思えば、今抗がん剤をやることもできますし
がんが大きくなっていったら、そのままにしておくこともできませんが」と言われました。
どっちなんだよ!?
と、思う場面かもしれませんが、答えは明確です。
積極的治療は、今は行わないと先に言ってるわけですから、そうなんでしょう。
簡潔にまとめると、今後の方針は以下になります。
経過観察のみ
がんについては治療をしなければ
ほとんどの場合大きくなって、遠隔転移をしていきます。
そうなったら、もちろんたいへんですが
それより先に、肺炎をくり返すことが致命的になりそうだ。
と、私は受け止めています。
主治医も、そう思っているんじゃないか。
と、感じるのですが、明言を避けられています。
私の主治医が、ものをはっきり言いすぎる言う先生なので
余計に、そう思うのでしょうけど。
肺炎が落ち着いたら、がんの治療が再開できる
と、思っていたんですが、当面は無治療が続きます。
緩やかに進行してくれることを願うばかりです。