朝食を食べ始めたとたん、お殿様(夫)が顔をしかめました。
しばらくこらえていましたが、たまらんといった様子で席を立ち
トイレに行って、飲みこんだものをもどしていました。

その後、何度も同じことをくり返すこと30分余。
用意した食事を半分以上残して、ギブアップしました。

途中で2回、無理しないほうがいいのでは?
と、声をかけましたが、あまりしつこく言うと
絶対に不機嫌になるので、途中からは黙って見ていました。

そして、最終的に食べるのをあきらめて

とうとう胃ろうか・・・

とつぶやいたタイミングで

食道を何かが通過するたびに
腫瘍を刺激することになるから
胃ろうのほうがいいと思うよ。

残念だけど

と、最後に同情の意を表明しておきました。
こういった共感がないと、ダメなんですよね。

牛乳すら飲めなかったので
そうとう痛いのだろうと思われます。
経験していないことは、わかりませんから
かわいそうにとは思いますが
どんな状態なのかを、正確に知ることはできません。

なんにせよ、お殿様は本日より胃ろうスタートです。
それがよほどショックだったようで
今、しょんぼりと椅子に座っています。

そんなことでめげるなよ!

と、言いたくなりますが、きのうも

急いで歩くと胃ろうから出血するような気がする

しないよ!

人のことだと思って💢💢

という会話をしたばかりです。
かわいそうな俺様になってしまっているときは
いたずらに刺激すると、あとがめんどくさいので
静観するのがいちばんだと思われます。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。