ドラマや映画などで、たまに見かけるのが
がんを患った登場人物が、「これが効く!」
と、にんじんジュースを飲むシーンです。

にんじんジュースを飲めばがんが治るのか
と、誤解されかねない演出ですが
たいてい、「気休めだけどね」などと
セリフで「根拠はない」と補っているので
そのあたり、制作側も気をつけているのでしょうね。

がんに効く、がんが治るなど
魅力的な効能を謳う商品はたくさんあります。
サプリや水や、はたまた壺やら呼吸法だとかなんだかんだ。

そんなものがあれば、まちがいなくノーベル賞ですから
それらすべて、怪しい商品にちがいないと
冷静に考えればわかることですが
藁にもすがりたい人は、手を出してしまうこともあるようです。

がんの特効薬はありませんから
これを食べれば(飲めば)がんが治る!
というものは、今のところ発見されていません。

でも、がん細胞の増殖をおさえるのに効果がある
と、論文等で実証されている食事の傾向はあります。

体内の活性酸素を除去するポリフェノールを摂ることや
筋肉をつけるために、タンパク質をしっかり摂ることなどは
多くの医師も推奨している食事の傾向です。

暴飲暴食をしていても、がんになる人とならない人がいますので
そういう食事さえしていれば安心というわけではありませんけれど
仮に、それが気休めでも
何かしていたほうが、気持ち的には楽ですし
それらを食生活にとり入れるのは、無駄ではないでしょう。
少なくとも、普通の食事ですから害はありません。

私自身は、そういう食事に切り替えていますが
お殿様(夫)は、晩酌という概念のもと、食事をしていましたので
切り替えが、なかなか難しいかもしれません。

とりあえずは、夕食は軽めのものにして
夜のあいだに内臓を休ませる習慣をつけてもらいます。

なんでも食べられると、本人は言ってますけど
やはり、のどの通りが悪いようで、食べにくそうにしています。
病院では、おかゆ+刻み食にされてしまったそうです。

大丈夫だと、言っても
「吐かれたら困るから」と却下されてしまったと言っていました。
病院側の理屈としてはそうなるのでしょうけど
患者の意向も酌んでこその医療じゃないのかなあと、思います。

家では、食べたいものをなんでも出すわけにはいきませんが
食べたくないものは、出さないようにするつもりです。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。