きのうの記事で、お殿様へのイラつきを愚痴りましたが
別件でイラついたことがありました。

喉が痛くて朝食が食べられなかった日の前日
つまり、おとといの夜、お殿様がシャワーを浴びたあと
お風呂場の掃除に行ってみたら、毛がいっぱい落ちていました。

抗がん剤の副作用による脱毛が始まったことを悟り
そのことを伝えてみたところ、びっくりしていたので
本人は気づいていなかったようです。

あれだけ毛だらけになっていた、というのに!?

お風呂掃除は、私の仕事ですもんね。
気にならないから気づかないんでしょう。

それはさておき、まさしく掃除するのは私です。
脱毛が始まれば、お風呂場だけでなく、
家じゅうに毛が落ちまくります。

もともと、お殿様本人が

抜ける前にそっておけばいいよな

と、言っていたので、髪を切ってきてほしいと、言ったら

え?

と、なぜか意外そうな返事をしたので

私も脱毛する前に、短くしたでしょ

そうだっけ?

覚えてない?
スポーツ刈りみたいにしたじゃない

そうだっけ

まったく覚えてないようですね。
最近、痛感してることとして
私が、がんの治療で苦しんでいたころのことって
お殿様の記憶には、何も残っていないんですよね。

何も見ていなかったんだろうし
何も感じてなかったんだろうなあと、思われます。
しんどいとかつらいとかっていう気配を
なるべく出さないように努めていたせいでしょうけど
なんだか、どっとむなしくなってしまいます。

それはともかく、そのような会話をした翌日
喉の痛みが出て、朝食が食べられなくなり
その後病院へ行って帰ってきたお殿様ですが
見ると、坊主になっていません!

髪、切ってこなかったの?

え?切ったよ

たしかに、よく見れば全体的に短くなっていまが
それは、今までと同じ、単なる調髪です。

そうじゃねーだろ!!💢

という怒りをおさえつつ

それじゃ意味がないわね

と言うにとどめましたが、返事がなかったので
刈りこんでこなければいけなかったことは
よーくわかっていたんだろうと察しました。

いやだったんでしょうね。

どうせハゲるのに!!

しかも

もともと薄いのに!!!

いいたいことは、山ほどありますけど
昼食を当たり前のように食べると言われて
げんなりして、ケンカするエネルギーがありませんでした。

掃除するのは誰だと思ってるんでしょうね?
もとい、掃除するのは私だから、
部屋中に毛が落ちてもかまわないんでしょうね!💢

というわけで、会話は必要最低限しかしない生活を続けています。
そうなってることに気づいてるのかどうかも不明ですけど
お殿様がどう思うかは、この際関係ありません。

私のほうに、口をきくエネルギーが残っていません。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。