お殿様(夫)の治療は、まず胃ろうの造設からです。
放射線照射の副作用で、口内や喉にひどい炎症ができて
食べ物を口から摂ることができなくなるためです。
放射線治療というと、照射時間が短く副作用も少ないため
治療を受けたあと出勤するようなイメージがありましたが
医師からの説明によれば、手術も非常に負担が大きいけれど
放射線治療もかなりしんどいそうです。
さらに、抗がん剤治療の副作用も出ますから
身体へのダメージは、そうとうなものでしょう。
きのう、お殿様は病院へ行き、放射線科の医師の説明を受けてきました。
私は、今回は同行しませんでした。
主治医になる腫瘍内科の先生が、とても良い先生だとわかりましたし
放射線科の治療は、実際に放射線照射を行うのは技師さんだろうし
たとえ、多少理解に苦しむような医師であっても、あまり影響はないだろう
と、思っていたんですが、帰ってきたお殿様によれば
腫瘍内科の先生よりいい先生だった!
とのことで、びっくりしました。
腫瘍内科の先生は、たいへん印象の良い医師でしたから
あの人よりもっとよかったんだ!
どんなふうに?と、詳しく話を聞いてみたところ
要約すると、共感力の高い先生だったようです。
かなりたいへんな治療になりますが
僕も頑張りますので、一緒に頑張りましょう!
と、言ってもらったのがうれしかったようです。
共感力って、病人を診る医師にもっとも必要なことのはずなんですが
残念なことに、欠落しているケースもありますよね。
病気は診るけれど人は見ないというような。
今回、お世話になっている病院で、説明を受けた医師の方々は
皆、それぞれ共感力を見せてくれましたので、大当たりです。
その中でも患者(お殿様)本人がダントツだ!と、思えたのは
とても幸運なことです。
入院中、副作用に悩まされているとき、回診に来てくれるはずです。
症状を訴えたとき、砂をかむような返事では、がっかりしてしまいますが
共感力のある医師なら、きっと励ましてくれたり安心させてくれたりするはずです。
私は、主治医に恵まれていますが、通っている病院は
看護師さんたちも皆、とても親切です。
抗がん剤治療の真っ最中、へろへろでしたが
病院へ行くと元気になって帰ってきていました。
それが、病院の本来あるべき姿ですよね。
お殿様も、医師を信頼できているようなので
きっとよい治療が受けられると思います。