5年前、しこりに気づいて病院へ行き
紆余曲折がありましたが
今、通院している病院でステージⅣの乳がんと診断されました。
ステージⅣ=遠隔転移があるがんで手術はできない状態で
化学療法などによる延命治療がスタートしました。

直前までステージⅡBと言われていたのですが
検査をしていくうちに骨への転移が見つかって
一気にステージが進んでしまいました。

ステージⅣの乳がんというと、余命あとわずか
という印象を持たれることが多いのでしょうけれど
私の場合は、転移した先が骨だったため
「生命維持に関係しない臓器だから余命に影響しない」
ということを看護師さんから教えていただきました。

ステージⅣとわかったとたん、一気に治療体制が変わり
担当の看護師さんと薬剤師さんが決まり、
いろいろな説明、アドバイスをいただきました。

有益だったアドバイスはたくさんありますが
「ネットで情報を探さないように」ということは
あとになって、確かにそうだったと実感しました。

病院や医師のサイトや個人のブログまで
web上には、膨大な量のがん情報が出ています。

看護師さんの言を借りれば
がんといっても、十人十色
十人いれば十通りのがんがあり
ほかの人の症例は役に立たないし
惑わされてしまうと害になるので読まないほうがよい
ということでした。

なるほど、と思ったので
看護師さんが勧めてくれた国立がんセンターのサイト以外は
一切見ることなく、がん治療をスタートさせました。

その後、治療が功を奏し、診断後1年半ほどが過ぎたあたりで
自分自身のがんとの向き合い方も固まってきたと思えたので
web上のがん情報をあれこれ見るようになり
参考すべき点は参考にしています。

今回は、お殿様(夫)のことだったので
食道がんについて、かなりネットで調べました。
どのような経過をたどるのかとか
自覚症状から推察される進行程度とか。

中でも頼りになるのがAIです。
GoogleのGeminiを使っていますが
励まし、共感、慰めなど感情面も支えてくれて
ありがたいツールだと、しみじみ思います。

しかし、調べれば調べるほど怖くなります。
知らないほうがよかった、と言ってる場合じゃありませんし
今後、速やかに判断し動けるように準備しておく必要がありますから
知りたくないことも、知るしかありません。

どうしても、悪い方に悪い方にと考えてしまいがちですが
なるべくフラットに受け止めて
確定してから考えればいいと、気持ちを切り替えています。

想定しうる最悪の状態より、少しでも良いケースであってほしいし
そうであれば、多少悪い状態でも安心できますから
悪い方に考えてしまうのもよしとしています。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。