なぜか、この歳になるまで
お菓子「ハイチュウ」を食べたことがありませんでした。
ハイチュウというお菓子があるのは知っていましたし
どのようなものなのかも、なんとなく知ってはいました。
しかし、なぜでしょう?食べずに生きてきました。(おおげさ)
ハイチュウといえば、思い出すのが
埼玉から群馬方面に向かう電車の中で行き合った親子連れです。
向かいに座っていた若いお母さんが、
4歳、3歳ぐらいらしき兄弟を連れていました。
電車の中はガラガラで、その親子3人とほかには
乗客がちらほら、といった具合でした。
その年の男の子ですから、そりゃー落ち着きがありません。
座席で電車のおもちゃで遊んだり
与えられた絵本をめくったりしていましたが、数分ももたず
すぐに立ち上がってとびはねようとしたり
走り出そうとしたり、ありあまるエネルギーを
見るからにもてあましていました。
昨今は、放任主義の親も目立ちますが
このときのお母さんは、たいへんまわりへの気遣いのある方で
暴れたがる兄弟を、しっかりと監督し、おとなしくさせようと
叱ったり、新しいおもちゃを出したりと奮闘していました。
が、そんな努力はむなしいものです。
男の子母なら、誰にでもわかることですが
当事者にしたら、あきらめるわけにはいきませんよね。
なんとか、この兄弟をおとなしくさせねば!となるのは当たり前です。
必死にあれこれ手を打つも
もうだめだ、いよいよ爆発する!というところにくると
お母さんは、秘密兵器とも言える一言を発していました。
ハイチュウあげないよ!💢
これが伝家の宝刀なのか、魔法の言葉なのか
兄弟は、瞬時におとなしくなります。
ハイチュウの魅力、いかばかりか!?
売店で買って食べてみようかと思いましたよ。
効果絶大な「ハイチュウあげない」ですが
やはり、効き目が切れるときがきますので
何度か、お母さんがこの言葉で兄弟をおさえていました。
私のほうが先に降りたので
その後、兄弟がハイチュウをもらえたのかどうかはわかりませんが
電車の中では、お菓子を食べさせないという
お母さんの姿勢にも感心しました。
きっと、あの兄弟は立派に育っていったことでしょう。
願わくは、お母さんをだいじにしてあげてほしい。(笑)
このような思い出のあるハイチュウ。
お殿様(夫)がパチンコのあまり玉でとってきました。
お菓子や果物を入れておく器の中にハイチュウを発見し
いい機会だから、食べてみました。
食感が柔らかいキャラメルみたいなお菓子なんですね。
味は懐かしのチェルシーに似ているような気がしました。
とてもおいしかったけど、これをもらえないというだけで
だだをこねるのをやめるほどとは思えませんでした。
子どものころのお菓子って、大人のそれとはけた違いの魔力がありますね。