急焼(きびしょ)

  • 意味:取っ手のついた、小型のどびん
  • 豆知識:つまり「急須」のことです。

我が家に急須はありません。
ティーポットもありません。
どんなお茶もパック入りのものを使っていますので
茶器の出番がありません。

茶器といえば

1回目の結婚をしたときは、
はりきって、和洋それぞれの茶器をそろえましたが
離婚したあと再婚するにあたり、全部捨てました。
捨て作業をしつつ、いったい何回使っただろう?
と、考えてみましたが、たぶん10回以下。

来客用の食器って、いらないなと
そのとき、強く思ったため
今も購入していません。

来客用食器

最初の結婚時、そろえた来客用の食器は
茶器だけではなく、大皿小皿なんだかんだ
山ほどセットでそろえました。

それらも、普段使いにそろえたものも
元夫との暮らしで使っていた食器は
何もかもすべて、きれいさっぱり全部捨てましたから
思いっきり無駄な買い物だったなあと思いますが
食器って、見ているだけで楽しいし
買うときもウキウキするものです。(個人の感想です)

楽しい買い物ができたんだから、まあいいや
と、思うしかありませんね。(笑)

増殖する食器

食器は、楽しく買い足していきたいものなのに
思いがけず増えていくものでもあります。

今は、かなりすたれた文化のようですが
昔は、結婚披露宴というものがあり
そこに招かれると、引き出物という名のお土産をもらいます。

その中身は食器であることが多く
えーっ!グラスがまた増えたっ!とか
うわあああ、サラダボウルはもういらないよっ!とか
持っているものとのダブりが、つらかった記憶があります。

ものすごく重宝したものも、少しはありましたが
一度も箱から出さずに捨てたものも多く
引き出物をカタログで選ばせてくれた新郎新婦には
たいへん感謝しつつ、真剣に選んだものでした。

引き出物

では、自分が結婚したとき(1回目)、
引き出物をどう選んだかというと
まだ、カタログ方式が世に出る前でしたから
何がいいかなと、あれこれ考えました。

重くかさばるものだと、持って帰るのが重労働になるので
小さく軽いものがよかろう。
さらに、ダブってもそれなりに出番がありそうなものなら
迷惑がられる率が下がるだろう、という結論に達し
箸置き5個セットに決定しました。

しかーーし!!
ここで、思わぬ横やりが入りました。

かつての姑、つまり新郎の母から
「箱が小さすぎて見映えがしない」と却下されたうえに
「花瓶がいい!」と、強く推されてしまったのです。

花瓶?

花瓶?

花瓶ですって!?

そ、それは・・・

大きくて重いじゃないか!!!

と、思ったものの、まだまだ初々しかった20代のワタクシ
新郎母の助言にさからうなんて、できませんでしたよ。

持ち帰っていただいた皆様、重くて申し訳ありませんでした。
花瓶は、もういらないってぐらい持っていた方も
花を飾る趣味のない方も
きっと、少なからずいらっしゃったことでしょう。

さらに、その後別れてしまいました。
重ね重ね、申し訳ありませんでしたっ!!

と、ここで陳謝しておきます。
誰にも届きませんから、意味ありませんが。

急須から連想して、あれこれ書いてしまい
脈絡のない記事になりましたことも
お詫びしないといけませんね、(笑)


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。