感(かま)ける

かまけるの類語には、「いっぱいいっぱいになる」「ゆとりがなくなる」などもあります。
手一杯でそれどころじゃない!!という状態といえば、やはり子育て中でしょうか。
夫のことなど、まったくかまけてられなかったと、遠い昔を思い出すのでした。

断食第二弾

肌断食の記事をアップしましたが
(その記事はこちらです。→肌断食歴=年齢(58歳)の将軍様が通りますよ
その後、気になって調べたら「髪断食」というのも、あるんですね。
これも私、ずーっとやってます!と、言いたいところですが
髪断食とは、髪をお湯で洗うだけだそうですから
髪断食をしていたということには、ならないようです。

どういう髪の洗い方をしてきたかといえば
子どものころは、シャンプーを使っていました。
同年代の方なら懐かしいのでは?と思いますが
覚えている銘柄には「エメロン」や「メリット」がありました。

小学校の高学年ともなれば、おしゃれにも興味がわいてきます。
お風呂場にある、母や姉の「リンス」や「トリートメント」を
真似して使ってみたことも、何度もありますが
どうも、おかしいんですよね。

何かをつけると、髪がベッタベタになってしまうんです。
おおざっぱでガサツなので、すすぎがまったく足りてなかったんでしょうし
そもそも、オイリーな髪質で、トリートメントは必要なかった可能性もあります。

高校生のころ

オイリーな髪質であったことも、確かだろうと思われるのは
高校生になり、リンスやトリートメントを正しく使える年齢になってからも
それらは使わず、洗浄力が強いシャンプーを探して、
シャンプーのみの洗髪を続けていたからです。

髪の量は多いほうらしいのですが、とても細くて柔らかい髪質です。
油分が多い状態になると、ぺったんこになってしまうのが悩みでした。
ドライヤーをかけると、熱で髪が切れやすくなってしまうという悩みもあり
そもそも、髪にくせがつかないという致命的な欠点があり
高校生のころ、爆発的に流行った聖子ちゃんカットは、不可能でした。

寝ぐせがつかないという、利点もありますが
セットができない、ただブラッシングのみしかできない髪質だったので
その数年後に流行ることとなる、ワンレングスを先取りしてましたw

そして、その高校時代に「あぶない化粧品」を読み
化粧品の肌への悪影響を知ることになり
同時に、シャンプーにも合成界面活性剤が入っていることを知ったのです。

そこで、どうしたか

合成界面活性剤におびえまくっていたときでしたから
シャンプーも怖くて使えなくなりました。

そこで、手に取ったのは石鹸でした。
それも、日本消費者連盟が推奨する「純石鹸」です。
石鹸成分以外、添加物のない天然由来の界面活性剤が石鹸です。

それでゴシゴシ洗って、お湯で流しただけの洗髪に切り替えたところ
あら!なんと!
洗浄力がとっても強いので、髪の油分がよくとれたこともあるでしょうし
地肌の状態がよくなったこともあったのでしょう。
私の髪が、それまでにはなかったほど、ふんわりとしてボリュームが出たのです!!

それ以来、今にいたるまで洗髪は2日か3日に一度、純石鹸でしています。
毎日お湯ですすぐだけだと頭皮の汚れが落ちないので
やはり、数日に一度は石鹸でゴシゴシ洗ってきれいにしています。

ですから、ジムに行くにも石鹸ひとつもっていくだけなので
荷物が少なくて超便利です。

ただ、旅先にまで石鹸を持っていくのも面倒なので
そこでは、お湯ですすぐだけとか、備え付けのシャンプーを使ったりしています。

もう高校生ではありませんから、たまに合成界面活性剤を使うことに
びくびくおびえたりしなくなりました。
ただ、シャンプーを使ったときは、めちゃくちゃしつこくすすぎますし
体もよくよくすすぎます。

背中の吹き出物ってシャンプーがついて、できちゃうことが多いそうですので
そのへんは、気を付けています。

お殿様(夫)はシャンプー派

合成界面活性剤入りのシャンプーは、地肌を傷めるので
抜け毛の原因になるよと、教えてあげても
かたくなにシャンプーを使い続けるのがお殿様(夫)です。

体に悪いよ、台所用洗剤で洗ってるのと同じなんだよと言っても聞く耳をもちませんし
あろうことか、私が石鹸ひとつで体から髪まで洗ってることを話したときには
「野生児!!」とからかわれたぐらいです。

失礼しちゃうわ!!と、思いますが
今でこそ「肌断食」「髪断食」などの呼び名で認知されているものの
私が若かったころ、そういうスキンケア、ヘアケアをしていると知ると
たいていの人が冷ややかな反応を示したものでした。

この話は、また次回に書く予定です。


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。