がん告知から一週間余、お殿様(夫)の様子はというと
おおむね平常心でいるようですが
やはり、先への不安は大きいようです。

ときどき、

かなり悪いと思う

もう末期なんだ

など、気弱なことを言っています。

かなり悪いのも、末期なのも私だよ💢

と、言いたくなりますが、告知されて間もないので
心の揺れは仕方ないであろうと、穏やかに励ますにとどめています。

自分が告知されたとき、どうだったかというと

ああ、そうなんだな

と、思っただけでした。

それなりに驚きましたが、
もしかして、先が長くないのかも
と、わかったときも、特に悲しいとか悔しいとか思う気持ちはなく
淡々とその事実を受け入れて、
医師の指示に従って治療を受けました。

結果、抗がん剤がよく効いて、
間もなく5年になろうかという今現在は寛解状態です。

もちろん、今後転移など病状が悪化することは
まずまちがいない病気ですが
そうなったらそうなったで、またその時考えようとか
定期的にCT検査をしているから
転移もかなり早期に発見できるはずだから
転移したところで、すぐにどうこうなることもないだろう
程度に考えています。

がん患者の中には告知の段階で
心が折れてしまう人が少なからずいるようです。

治らない病気かつ治療がしんどそうだ
というイメージによるものでしょう。
確かに、ほとんど治らない病気ではありますけど
共存していける程度にはおさえこむことも可能な場合も多い病気です。

しかし、抗がん剤が効く、効かないとか
治療終了後、転移する、しないとか
運としかいいようがない病状の変化によって
予後が大きく分かれますので、やっかいな病気なのは確かです。

それでも医師から、もうできる治療はない
と、言われてからも、数か月は生きていられることが多いので
自分の心含め、いろいろな備えができる病気でもありますので
即タヒの可能性が高い脳や心臓疾患に比べてになりますが
「やさしい病気」とも言われています。

お殿様は、まだ病状の詳細がまったくわからない状態で
不安になるのも当たり前ですから
医師から現在の状態がどのようなものなのか
という説明を聞いて、やっと病気に向き合うようになるでしょう。

そのときまだ、くよくよしているとよくないんですよね。
病は気からというのは、本当で
もうだめだ、と思ったら、本当にだめになっていくものだと
多くの医師が断言していますので
なんとしても、心を強く持って闘病してもらえるように
励ましていかないといけません。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。