母がジムに感じている不満 - 忘れん坊将軍の「いかがなものか？」

匙筒（かいげ）

意味：茶道具
豆知識：一般的に茶杓筒と呼ばれているようです。

華道は習ったことがありますが、茶道は１回お稽古をしたことがあるだけです。
体験入学みたいなものだったんですが、足がしびれたことしか覚えていません。（笑）

水着

少し前に、ジム用の水着を買い換えました。
もともと使っていたものは、セパレートタイプでしたが
新しいものは、ワンピースタイプです。

イラスト左が、今どきのセパレートタイプで
私が着用していたものは、上着の丈が長く
おなかも隠してくれるタイプです。（笑）

ワンピースタイプに変えてみて、驚いたのが
とっても体が軽くて泳ぎやすい！ということでした。

セパレートだと上着とズボン（たぶんそんな呼び方ではない）の隙間から
水が入ってくるため、水の抵抗が大きくなるのでしょう。

新しい発見だったので、母との雑談時、そのことを話してみました。

母の反応

姉と母が通っていたジムに私も通い始めたので
母のジム歴は、私よりずっと長く
主として行っている運動が水中ウオーキングなため
ジムプール歴も先輩にあたります。

その母に「アスリートじゃないから、おこがましいけどさ」
と、言いながら水の抵抗の話をしたところ
おかしなところに食いつきました。

「泳ぐ人は、どんな水着を着たっていいわよ。
歩いてるだけなのに、アスリートみたいな水着を着るのっておかしいわよね」
と、やけに力をこめて言うのです。

よく話を聞いてみたところ
アスリートみたいな水着とは、背中に穴が開いている水着のことで
このようなもののことでした。

スポーツタイプの水着には、珍しい形ではなく
このタイプの水着を着ている人も、ちらほら見かけますし
そこまでディスらなくてもいいじゃんと思い、擁護してみました。

私「ジムで売ってる中から選んだ結果じゃない？」
母「ほかのだってあるのに変よ！」
私「いや、でも柄とか色が気に入ったのかもしれないし」
母「歩くだけなのに、おかしいわよ！」

たいへんな偏見に満ち溢れた意見なんですが
母が言いたいことは、
「泳ぐわけでもないのに、本格的な水着を着るのはおかしい」
ということのようです。

感性の自由

感じ方は人それぞれなので、母が「おかしい」と思うものを
「おかしくない」と、思い直させるのは無理ですし
まさか、他人に向かって「そんな水着、おかしいわよ」
などと、おせっかいなことを言うわけでもないでしょうから
この話はそこで、終わりにしましたが
母には、まだまだ水着に対するこだわりがあるようでした。

それは、私がジムに通う前からよく聞いていたことですが
男性のビキニタイプの水着もいやだそうです。
さらに、トランクスタイプでも、ぶっかぶかだといやなんだそうです。

これは、自分がジムに通う前は、ピンときませんでしたが
たしかに、ビキニはなんとなく気恥ずかしく感じますし
ぶかぶかだと、何かがはみ出していそうで怖くなります。
（はしたなくてすみません）

とはいえ、他人が選んで着ているものにケチをつけるわけにはいきませんから
家族にぐちぐち言って、憂さ晴らしをしていたようです。

今なら、その気持ちがよくわかりますので
大きくうなずき、共感してあげられるようになりました。