僉議(せんぎ)

  • 意味:多人数で評議すること
  • 豆知識:「僉」は、「みな・ことごとく」という意がある漢字です。

二文字熟語を練習しています。
こんな言葉もこんな漢字(僉)も、まったく知りませんでした。
ひとむかし前の文学では、使われていた言葉のようですが
いわゆる「死語」ですよね。

痛嘆事

いやはや、暑い一日でした。
明日はもっと暑くなると聞き、今からうんざりです。
明日なんて来なければいいのに、とまでは思いませんが
こんな亜熱帯の国に生まれてしまったことは、痛嘆事といわざるをえません。

もともとは、亜熱帯地域ではなかったはずですが
「猛暑日」「酷暑日」といった新語が出てきたころから
日本列島は、立派な亜熱帯地方になったと思われます。

飼育されていた、逃げたインコが群生して越冬できるそうですしね。

5行ほど前に使った「痛嘆事」ですが
時節柄、NHKスペシャルで戦争の歴史を見ていた時
当時の人が日記で使っていた言葉で、
ナレーションでは、「非常に嘆かわしい」と口語訳されていました。
何かのときに使ってみたいものだと思っていたら
思いのほか、早くその時が来ました。
どうでもいい話ですが。

南方でもないのに

買い物に行って帰ってきただけで、汗びっしょりになってしまうこのごろですが
戻ってくると涼しい家の中で、のんびり仕事をしているお殿様(夫)がいて
「いいご身分ね!」と、つい思ってしまいますが
お殿様が仕事をしてくれているからこそ、暮らしが立っているわけですから
そこは、ぐっと自分を律するようにしています。

しかしですね、チャイムが鳴って宅配業者さんだとわかったとき
必ず、判で押したように「何か買ったの?」と言われるのは、イラっとします。

買った覚えがあるときは「買ったけど、それが何か?」と思いますし
買っていないはずのときは「知らねえよ!」と思います。

でも、そういうことを口に出すと感じが悪いので
「さあね」程度でスルーして、玄関まで出ていくようにしています。

どうして、そういうことをいちいち聞くんだろう?
ずーっと会社で働いていた人なので、
家で起こる些細なことが、気になってしまうのかもしれません。

前の家で

引っ越し前に住んでいた家の郵便受けは玄関ドアについていたので
郵便屋さんが配達してくれると、ドアで「カタン」と音がしました。

何かついでがあるときに回収すればいいやと思うのですが
お殿様がテレワークを始めてからは
カタンと音がするやいなや、ぱっと立ち上がって見にいくことに驚きました。

その腰の軽さを、もっとほかのことに使えないのか!と思いましたし
そもそも、郵便物なんてだいじなものは書留で来るんだから
多くの場合、確認の必要もないものが多いはずなんですよね。

それでも、カタン!と音がしたら、すぐに見にいくことは
引っ越すまでずっと続いていました。

今は、外に出て1階まで下りエントランスを横切って
郵便受けの裏側に回り込んで鍵をあけないと郵便物の回収はできません。

私がコロナで外出できなかったとき、中の確認をお願いしましたが
自宅療養期間が終わったとたん、買い物から帰ってきた私に
「郵便物来てた?」と聞くだけです。

暑い日が続くと、買い物から戻ってきただけで
すっかり消耗していますから
どうでもいいことを聞かれると、猛烈に腹が立ちます。

とはいえ、そこで怒るとあとがめんどうなので
これまた「別に」程度は答えるようにしています。
この熱波渦巻く残酷な世界で、イライラしないで暮らすことって
どうすれば、可能なんでしょうね?


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。