上がり框(かまち)

  • 意味:玄関のたたきとホールの境目にある部分
  • 豆知識:「框」=「床の端に渡す横木・戸、障子などの周囲の枠」です。

「あがりかまち」って聞いたことはありますが
それって、かなり昔のことだったように思います。
昭和の時代は、普通に使われていた言葉かもしれませんね。

雇用条件

詳細は書けないのですが、お殿様(夫)が
リモートで勤務先と雇用条件について話し合っていました。

日頃から、「サラリーマンの給料はガマン料こみ!」
と、言っていて、仕事上の愚痴をほとんど言わない人ですが
前日から、その話し合いについて話してくれて
悪い状況だけど交渉してみる、と言っていました。

60を過ぎて、定年後の再雇用なのに
まだ、こんなにいやな目に合わないといけないのかと
かわいそうになってしまいましたが
理不尽な話でしたから、交渉の余地は十分にあると
部外者ながら思っていました。

交渉

社会って残酷だから仕方ないけど
もう、この歳ですから
いまさら、人としての尊厳を踏みにじられるような
ひどい扱われ方をしないといいな、と思っていました。

話し合いが始まってすぐに
お殿様が、自分の勤務状況を説明し
何ら問題ないはずなのに
なぜ、こんな条件が提示されるのか
と、淡々と尋ねました。

物静かではありましたが
相手に物を言わせる前に自分から先行攻撃した形でした。

途中経過は書けませんが
結果的に、悪条件は撤回される見通しがつきましたし
終始、丁寧な対応をされていて
不愉快な思いはせずにすみました。

社会は厳しい

再雇用された側が、勤務先から
いろいろないやがらせを受けて
自分から辞めるように追い込まれる話は
たくさん見聞きしています。

企業は政府から、年金受給開始までの期間
無職の人間が出ないよう、始末を押し付けられているとも言えますから
企業側の考えることもわからないでは、ありませんが
労働者には労働者の権利がありますので
それを堂々と主張することは、だいじですね。

社会が残酷で厳しいからこそ
気圧されることも、萎縮することもなく
しっかり、自分で自分の権利を勝ち取っていくのって
難しいけど、やらなければ不利な立場に追い込まれるばかりです。

働くって、ほんとうに、ほんとうに大変です。

会社員

お殿様は会社員です。
あれもこれもガマン、ガマンで耐え忍び
なんとか定年まで働き続けてくれました。

本当にありがとう。
と、いつも感謝しています。
(ブログではめちゃくちゃに書いてるけどw)

私は長く自営業をしていたので
会社員の苦労は、わかりません。
でも、働く厳しさは、いっぱい知っていますから
年老いていき、体力も忍耐力も乏しくなっていく中
働くことを一身に請け負ってくれているお殿様に
感謝の気持ちが、また強くなりましたので
やはり、家の中ではお殿様でいさせてあげようと思います。

その分、ブログでは内心の声を
正直に書いていくことになりますけどね。(笑)


忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。