尺蠖(しゃくとりむし)

  • 意味:尺蛾(しゃくが)の幼虫
  • 豆知識:腹脚が二対しかないので、人が親指と人さし指で尺をとるような進み方をする

漢字を練習したときは、「しゃくとりむし」が「尺蠖」の読み仮名だと思っていました。
その読み方をすることもあるようですが、当て字でしかなく
「しゃっかく」と読むのが一般的で、「シャクトリムシの別名」のようです。

そして、改めて意味を調べてみて、シャクトリムシが「幼虫」であったことも知りました。
あれが、大人の虫(成虫というのでしたっけ?)だと思ってましたよ。

子ども

シャクトリムシがなんたるかも知らなかった私。
何も知らないまま大人になったんだなあと、しみじみしてしまいます。

子どもからは立派な初老のおばさんに見えているんでしょうけど
中身は、まだまだ幼虫も同然なんですねえ。

マンションの中に、お子さんが多くいるので
遊んでいる姿、登下校する姿を見ては、かわいいなあ、と思っています。

そのお子さんたちの自転車が、駐輪場で大暴れしています。(笑)
というと、自転車が悪さをしているようですが
そうではなく、停め方がでたらめで、進路をふさいでいたり
ななめに入れて、幅をとりすぎていたり、ということです。

駐輪場

半地下になっている駐輪場には階段を使って下ります。
一度、お子さんが自転車をしまいに来たところに遭遇しましたが
友達とどこかに遊びに行くつもりだったようで
道路にいる友達と何か話しながら、
ひきずりおろした自転車をガシャーン!と、突っ込んでいました。

そのせいで、中途半端なしまい方になっていましたが
気にする様子もなく、階段を駆け上がっていきました。

一部始終を見ていた私は、そのお子さんの自転車を停め直しました。
出入り口を半分ふさぐような停め方だったので、
自分の自転車を出すことが、無理だったのです。(笑)

このように、停めているところを目撃するのは稀で
自分の自転車の出入り時に、「おっと!」と、なることがほとんどです。

見守る

でたらめな停め方をしているのが大人の自転車なら
すぐに管理会社に連絡して、貼り紙をしてもらうなどしてもらいますが
相手がお子さんでは、「仕方ないよねえ」と、思うだけです。

博多華丸さんの持ちネタじゃありませんが
よその子とゴーヤは育つのが早い!と、言いますしね。
お子さんは、いつまでもお子さんじゃありません。
すぐに大きくなっちゃうんですよね。

かわいいなあ、と目を細めて見ていられる期間は、わずかです。
かわいい姿に活力をもらっていることを実感しますので
多少の不便は、「これぐらい、いいよねえ」と、思えます。

親には注意する

でも、放任している親御さんへはモノ申しますよ。
自転車で細い道を走っていたとき、
3歳ぐらいの坊やが、走り回って遊んでいました。

「あぶないよ~」と、声をかけながら通りすぎましたが
その先で、その坊やのお母さんと思われる人がスマホを見ていました。

その女性のそばを通るとき
「お子さん、危ないですよ」と、声をかけてみたら
「ああ、はいはい」と、顔も上げずに言われました。
うるさいなーと、思われているのが丸わかりでしたから

態度悪すぎ!!

と、かなりムカっとしましたが
そもそも、路上でお子さんから目を離してスマホを見ている親です。
注意すれば、そのような対応をされることも、想定ずみでしたが
事故が起きてからでは遅いので、注意しました。

今はわからない

案の定、いや~な気持ちになりました。
でも、仕方ありませんよね。

言わないといけないことも、たまにはあります。

社会って、そういうふうにできていると割り切って
多少なりとも、社会全体で子どもを見守っていかないと
お子さんが次々車や自転車にひかれちゃいそうで、怖いわ。

そして、お子さんが、小さくかわいいコドモでいる期間は、
あっという間に過ぎちゃうんですから
スマホなんかより、お子さんを見ていたほうが
きっと、ずっとずっと幸せな記憶が残ると思うんですけど
自分も、子育て中は必死で、青息吐息でした。
当事者には、言ったところで、わかりませんよね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。