蘖（ひこばえ）
- 意味：切り株から出た芽
- 豆知識：「もやし」と読むこともあります。
イメージ画像です。
筑前煮
お殿様（夫）が食べたいと言うので
お正月でもないのに筑前煮を作りました。
九州の人なので、ふと食べたくなるときがあるようです。
余談ですが、九州では筑前煮のことを
「がめ煮」ともいいます。
おもしろいネーミングですよね。
ごった煮というような意味でしょうか。
筑前煮は私も好きですし、難しい料理でもありませんから
リクエストされて、いやな気持ちにはなりませんが
どっさりできてしまうのが困りものです。
具を全部そろえて作ろうとするならば
鶏肉、にんじん、ごぼう、れんこん、たけのこ
しいたけ、こんにゃく、里芋を入れることになります。
それぞれの量を控えめにしたって、これだけ入れれば
どうしたって、中鍋ぐらいなら、すぐいっぱいになっちゃます。
というわけで、筑前煮を作るときは
たいてい何かを省略した不完全な形になります。
今回は、ゴボウを省略しました。
しかし、ひとつぐらい省略したところで焼け石に水。
やはり、どっさりできてしまったので
数日間、せっせと食べることになりそうです。
この場合、お殿様は、わがままで
2日続けて同じものを食べるのをいやがりますので
せっせと食べ続けるのは私だけなんですよ！！！
好きなものだから、いいといえばいいのですが
なんだか、釈然としません。
夫婦、しかも初老夫婦ふたり暮らしともなれば
食材の消費量なんて、たかが知れています。
何を作るにしても、余りがちで
残ったものを私だけが、せっせと食べ続ける図。
そこが、ふたり暮らしの問題点だなあと常々思っています。
よその家庭
ジムで、ときどき話す人がいます。
６０代の女性で、やはり夫婦ふたり暮らしだそうです。
その方は、ジムでお友だちとおしゃべりするのが楽しみだそうで
先日しみじみと言ってました。
ここで話して帰らないと
あとは、誰とも話さないままだもん。
なるほど。
たしかに、家の中に夫しかいないとなれば
おしゃべりを楽しめる妻は、少数派でしょうね。
話が合わないとか、話していてちっとも楽しくないとか
せっかく話してるのに話の腰を折りまくるとか
夫という生き物は、総じておしゃべりの相手に不向きですもんね。
我が家とて、それは同じなんですが
お殿様は聞いているふりが異常にうまいので
私の話なんて、なーんにも聞いていないくせに、
なんとも的確な相槌を打ってきます。
（その記事はこちらです。→たまにはお殿様（夫）をほめてみる）
失礼な態度ともいえますが、相槌は絶妙なので
話していて、いやな気持になることは、めったにありません。
どころか、かなり気持ちよくしゃべれます。
つまり、割り切ってしまえば、私は好きなことを好きなだけしゃべれます。
そのせいか、おしゃべりができないストレスは感じたことがありません。
困りそうな夫
夫婦が１０組いれば、１０通りの憂鬱が
夫、妻それぞれにあるものでしょうけれど
私が、「こんな暮らし、絶対に無理だな」と思うのは
もちろんDV夫との暮らしですけれど、
それは極端なので別にすれば、声が大きい夫と暮らすのって
たぶん、じわじわとメンタルを削られるだろうなーと思います。
悪意があるわけじゃなく、耳が遠いわけでもないけれど
地声が大きい人って、いますよね。
気にならない人は、まったく問題ないのでしょうけれど
私は、騒々しさが苦手なので、
家の中に騒音をまき散らす存在がいたら、
さぞかしイライラするだろうなーと思います。
おそらく、そういう人とは結婚はおろか
個人的につきあうこともしないので、ありえないでしょうけど。
お殿様は？
お殿様は、たぶんにぎやかな女性でも大丈夫なんじゃないかな？
私がペラペラとしゃべるのに平気そうにしているから、ということではなく
あんなにうるさいパチンコ屋さんに長居できることが驚きです。
あんなところ、一歩入っただけで、拷問か！？と思っちゃう。
人には、それぞれ苦手なことってありますから
もしもそこに気づかなかったり、
たいしたことじゃないと錯覚してしまったり
あるいは、相手がうまく隠していたりして
そのまま結婚しちゃったら、悲劇でしょうね。
お互い、恋愛期間はネコかぶりまくりですからね。（笑）
にぎやかなパチンコ屋さんが好きなお殿様本人は
いたって、静かな人です。
うるさいテレビをつけたがるのが困りものですが
私が決めた、厳しい規制に従ってくれています。
でも、日中数時間はテレビがついているので
その時間帯は、やはり不愉快です。
テレビ、うるさいですよねー。
と言いつつ、自分は自室にこもると
アマプラやネットフリックス見まくってるんですけどね。（笑）