甥(おい)

  • 意味:兄弟姉妹の息子
  • 豆知識:対義語はもちろん「姪」です。

このブログで漢字を練習していますが
対象は「これまでに書いたことがない」
もしくは「書いたことがないと思われる」漢字です。
本日の「甥」は、久しぶりに後者です。

依存症

きのうの記事で、お殿様(夫)に
あなたはギャンブル依存症ですよ
と通達したことを書きました。

夫が依存症って、ものすごく重大というか
心配というか、悲惨というか
とにかく、そういうイメージがあるかもしれませんが
お殿様はギャンブルのみならず
アルコール依存症でもありますし
ニコチン依存症でもありますから
トリプル依存症の夫を持っている
ということになります。

でも、珍しくないはずです。
なんであれ、やめようとしない
やめられない、となったら
その時点で依存症です。

依存症の定義

ギャンブルも飲酒も喫煙も
頭では「しないほうがいい」
「やめたほうがいい」と
わかっているはずです。

したほうがいい
してもいい
やめないほうがいい
やめなくてもいい
と思ってる人は

ギャンブルするの!?
お金をドブに捨てられる豪快な人!
飲酒の習慣があるの!?
肝臓を粗末にするなんて
まさに大胆不敵ですわ~~!!
喫煙を続けてる!?
命知らずの勇敢さですわね~!!

と、思えるってことですよね。(笑)

やめないと、甚大な害があるにもかかわらず
やめられないのが依存症です。

実際、私もアルコール、ニコチンについては
依存症だった時期があります。

やめたいなーと、思っても
意志の力でやめることが、どうしてもできない!
ということを思い知り
ああ、私は依存症なんだなと、自覚しました。

きっかけがあり、幸運にも
いずれもやめることができましたが
何もなければ今も依存状態だったはずですから
人の依存症をとがめるつもりもありませんし
ましてや、人間のクズ!などとさげすむ気もありません。

症状

依存症の症状は、さまざまありますが
その中に、だいじな人間関係を自ら壊す
というものがあります。

主に、依存しているものへのかかわり方を
注意されたり否定されたりしたときに
カッとなって暴言を吐いたり
嘘をついてだましたり、ということにより
本来、自分の身を案じてくれているはずの人を
自ら遠ざけてしまう、というものです。

そうなる理由として、もう1つの大きな症状
「自分の依存状態を認めない」があります。

依存症は「否定の病」とも言われるほど
自分で自分が依存状態にあることを
認めるのが難しい病気とされていますし
認めることが、治療の第一歩にもなります。

しかし、この第一歩は難関で
多くの患者が、ここにたどりつくことすらできません。
堂々巡りですけど
自分はまだ依存症じゃない
そんなにのめりこんでるわけじゃない
と、おかしな自信に満ち溢れてるんですよね。

つまり、自分が病気であると思ってもいない。
あくまで、もっと症状が進んだ
廃人みたいな人だけが、依存症なのだ
と、思い込んでいる。

お殿様は、もちろんこの状態ですし
世の中の多くの人も同様です。

依存症と思わざるを得ない
いわゆる廃人状態は、かなり末期症状ですが
この状態に、誰もが進む可能性があります。

そこがわかっていないと
自分は大丈夫と、思っちゃうんですよね。
だから、いつの間にか症状が進み
気づいたときには、もう
手の施しようがない状態になっていた
というケースが、なんと多いことか。

でも依存症

日頃から、お酒とたばこについては
私自身が、飲酒、喫煙をしていたときから
「私も依存症だし、あなたもそうよ」
と、言っていました。
もちろん、「そんなことはない」
とすぐさま否定しますが
「やめられない=依存症なのよ」
と、繰り返し同じことを言ってますから
私が依存症をどうとらえているかは
お殿様はよく知っているはずです。

今回、行きがかり上、
ギャンブル依存症についての指摘をしました。

それを言って、さらに逆上するようであれば
もう、家族の手には負えません。
一刻も早い専門病院での治療が必要です。

しかし、今のところ、指摘するとおとなしくなります。
水原容疑者の件があったせいでしょうか?
それとも、やはり貯金に(本人いわく少し)
手を付けてまで遊んでしまうということを
重く受け止めている、というか
やめないとやばい、やめたい、でもやめられない
せめてセーブしたいのに、それすらできない
困ったな
と、思っているのか。

そのへんは、わかりませんけど
まだ、近くにいて様子を見ていられる状態だと判断しています。

折りを見て、カウンセリング等
治療を勧めるべきなんですけど
これは、とても難しいですよね。
不機嫌になるに決まってますし
おとなしく「そうだね!じゃあ、行こう、病院!」
と、ダッシュするはずもありません。

だから、依存症は進行しちゃうんでしょうね。

今後

でも、いつかまた
同じ指摘をしたときに逆上するようになったら
どうするかというと・・・・

 

 

逃げます。

 

薄情でしょうか?

そうなったら、悲しく残念ですけど
これはもう、しょうがない。

私がいないと、この人はもっとダメになる
私がこの人を見捨てたら、この人どうなるの?
などと、思っちゃうのは共依存です。

見捨てられなければわからないことがありますから
それもまた、思いやりです。

と、思うことにします。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。