退院してからずっと、お殿様(夫)は、ほとんどしゃべりません。
口内炎が激化して、痛くて話すこともままならないようです。
話せない人の状態ですから
詳しく話を聞いたわけではないので、たぶんそうだろう
と、私が思っていますが、食道の炎症もかなりひどいようで
痰がからんで、つらそうにしています。
痰を出すのも痛いのでしょう。
ティッシュにうっすら血がにじんでいるように見えるので
炎症から出血があるのかもしれませんし
腫瘍が崩れてきて、そこから出血しているのかもしれません。
医者じゃありませんから、何もかもよくわからない状態ですが
日々通院していますので、さほど心配はしていません。
ただただ、かわいそうにと思うだけです。
しかし、何もしてあげられることはありませんので
本人が耐えて、乗り越えていくしかないわけです。
病気というのは、まことに残酷なものだと思います。
ただ、何度も本人に言っていますが
今、苦しんでいる症状はすべて治療の副作用であって
がんの症状ではない、ということです。
つまり病気ではないし、一過性でもあるということです。
じっと耐えて、副作用が抜けるのを待つしかありません。
いつ抜けるかは、個人差がありますので、わかりませんが。
妻として、かわいそうにと思う気持ちがある一方
ひとりのがん患者として、思ってしまうのは
再発したくないなー
ということです。
再発すれば、私だってきつい治療が待ってます。
あれは、もうやだなーと、思います。
そうなったら、もう仕方ありませんけど
まだ、そうなってないわけですから
そうならないようにと、願ってしまいます。
がんが再発して、余命が短くなるかもしれないことよりも
再発して治療を受けるほうに、忌避感があるって
本末転倒なのかもしれませんが
お殿様だって、きっと治療終了後は
もう二度といやだ!
と、思うはずです。
それが、予防対策=運動や食生活の見直しにつながるといいのですが。