蕎麦(そば)

  • 意味:ナデシコ目タデ科ソバ属の一年草
  • 豆知識:「蕎」一文字で「そば」の意味を持っています。

コロナの影響で、お殿様(夫)がテレワークとなり
家でいっしょにお昼ご飯を食べる毎日になりました。

頻繁に登場する「そば」が、漢字で書けなかった自分にがっかりです。

蕎麦だけじゃなくて、「うどん」だって書けませんでしたよ。

ここ2年ほどの昼食


お殿様は、昼食は麺類派です。

うどん→そば→パスタ→焼きそば→ラーメン

皿うどんとかちゃんぽんなんかをはさみつつ
この循環が延々と続いているような気がしますが
たまに、変わったものを出そうかなと、思わないでもありません。

でも、しばし考えてやめてしまいます。
というのは、お殿様は「変わったもの」を出すと
必ず「これ何?」と、いやそうに聞くからです。

変わったもの、といったって
いきなり、アラビア料理だとか
宇宙食だとか、
そんなものを出してるわけじゃありません。

パスタだと、ナポリタンや
なすとベーコンのトマトソースぐらいなら
お殿様も見ただけでわかるようなんですが
トマトソースに牡蠣を入れると

「これ何?」となります。

見りゃ、わかるでしょう!と言いたくなりますが
牡蠣がわからなかったわけではないんですよね。

牡蠣のトマトソースパスタを食べたことがなかっただけです。

お殿様の拒否反応

食べたことがないものには、
「これ何?」と聞くことが
お殿様の「食べたくない」アピールなんだろうと思います。

食べたことがないものは、食べたくないという姿勢では
食文化が、まったく広がりませんが、
広げたいと思ってないのですから、仕方ありません。

と言っても、食べなれない物を出したとき
食べないわけではありません。
何がどうなってるかがわかれば、
納得して食べています。

食べておいしいなと思えば
次からは、「これ何?」とは聞かなくなりますが
好みに合わなかったときは
次に出した時にまた「これ何?」と聞いてきます。

昼食だけじゃない

夕食は昼食よりずっと多く「これ何?」が登場します。

余り物で適当に作ったあえ物なんかは
必ず「これ何?」の対象となります。

適当な創作料理は、主婦ならだれでもしますよねえ。
それに対して必ず「料理名」を求められると
「知らんがな!!」と、言いたくなるんですけど
そっけない態度をとると、お殿様の機嫌が悪くなるので
「〇〇と△△の煮物」だとか
「××の酢味噌あえ」だとか
素材と料理法を並べて返事をしています。

それを聞けば、納得して食べるので
まあ、いいんですけど。

めんどくさいから、毎回「お品書き」を用意しようかなと
思ったこともありますが
そっちのほうがめんどくさいので
「これ何?」には、毎回淡々と答えています。

そういうお殿様ですから
変わった調味料も受け付けないにきまってます。

ナンプラーだとか、バルサミコ酢だとか
外で食べて「おいしいな」と思ったものも数知れませんが
我が家の食卓には登場させられません。

といっても、そういうものを登場させたいわけじゃありません。
あれこれ調味料を使って料理するなんて
めんどくさいですもんね。

お殿様はシンプル料理が大好物。
見ただけで何がどうなってるかがわかると
安心なのでしょうか?
冷ややっことか、青菜+鰹節+しょうゆとか
カマボコ切っただけとか
そういうものに大喜びするので、これ幸いと
10分ほどで用意できる食事を作り続けていますw

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。