花魁(おいらん)

  • 意味:位の高い吉原遊郭の遊女
  • 豆知識:熟字訓(一文字単位ではなく、二字以上の熟字単位で訓読みするもの)です。

「鬼滅の刃~遊郭編」見ている途中で、
「おいらん」って、どう書くんだっけ?と調べました。

調べてみれば、「はいはい、こういう字だったよね」となりますが
普段、まったく使わない言葉ですから、やはり書けませんでした。

花魁の衣装


昨今、花魁の衣装を、コスプレとして楽しむ人もいるようですし
花魁キャバクラなるものの前を通りかかったこともあります。
なんにせよ、普通のお嬢さんが着る服ではないはずなんですが
成人式や結婚式の披露宴などでも着る人が増えているようです。

花魁といえば、堅気の女性ではありませんから
晴れの日にその衣装?と驚きもするのですが
私の主観として、水商売の女性の衣装は
女をいちばん美しく見せると思ってますので
晴れの日だからこそ、なのか?とも思います。

ま、私に娘がいたら
やめなさいと、全力で止めるだろうと思いますが。

似て非なる芸者さんの衣装や
バブルのころ流行ったボディコンもしかりです。

ボディコンは、素人の女性もバンバン着てましたが
どう考えても堅気の女の子は着なかったタイプのものもありましたよねw

卒業式の袴

3月は、あちこちで大学の卒業式が開かれていて
袴姿の女子学生さんたちに、そこかしこですれ違いました。

もう、見慣れましたが、あれも正装というよりコスプレですね。

袴をはくのなら、髪を黒く染め直してほしいなあと
おばさんだから、思っちゃうんです。
それは、成人式の日の振袖も同じなんですけどね。

金髪に近いような茶色く染めた髪をモリモリにしての和装って
どうしても堅気に見えないんですよね。

今どき、そんなうるさいことを言う人はいないのでしょうけど
呉服屋さんは、内心悲しいんじゃないかなあ。
それでも、着物を着る機会がどんどん減ってますから
コスプレにしか見えなくとも、袖を通してもらうだけでもいいのかな。

文化に触れる入り口は、広いに越したことはありませんものね。

結婚披露宴

私が20代のころは、 バブルまっさかりで
結婚披露宴が、そりゃー派手でした。

4時間半かかった披露宴が終わったときは、
まさに疲労でへっとへとのくったくたになりました。
(決してシャレではありません)

新郎新婦が、金のラメが入った和装で登場したり
食べきれないぐらい、豪華なフルコースがふるまわれたり。


適齢期と言われていた数年は、冗談じゃなく
毎月、誰かの披露宴に呼ばれていました。
それぐらい、出席者も多かったんですよね。
友だちなら、誰でもかれでも招待しちゃう!というような。

当時、招待された結婚式には
判でおしたかのように、振袖で出席していましたが
今は、振袖も作るのではなく、レンタルが主流のようですね。

和装をするならせめて

コロナの影響もありますし
だいぶ前から地味婚なるものが主流になって
披露宴なんかに、無駄なお金を使わないのが当たり前のようですから
披露宴というものも、様変わりしたことでしょう。

そもそも、結婚式に呼ばれたからといって、
振袖をわざわざレンタルする人もいなくなったのでしょうから
ますます着物文化が衰退していきますねえ。

高校の卒業式でも袴を着るようになってるらしいと聞いて
ひえー、レンタル代がかかって、
親御さんはたいへんだなあと、思ったこともありますが
人生でほんの数回の着物体験ができる貴重な機会だと思えば
卒業と合わせて、よい記念になりそうです。

今や、高校生でも髪を染め
お化粧するのが当たり前のようです。

高校生も、ぜひ黒く髪を染め直して袴をはいてください!
おばさんの主張でした。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。