汎用性（はんようせい）
- 意味：さまざまな方面に広く利用できる性質。
- 豆知識：「ぼんようせい」と読み間違える人がいます。
豆知識に書いた「読み間違える人」＝息子です。
得意分野について得意げに語ってくれちゃってたんですが
「ぼんようせいが高いんですよー」と言ったところで
「はんようせいだよ！」と、ボキっと話の腰を折ってやりました。
私は読めますし書けますが、愚息の記録にと、動画にしてみました。
日本語が怪しい息子の話はどうでもいい
今住んでいるアパートは、大家さんの都合で退去することになりました。
（詳しくはこちらをお読みください「立ち退き要求は突然に」）
「居住権」はとても強いとは聞いていましたが
改めて調べてみると、一般的なケースとして
立ち退き料というのをもらうことが多いようです。
「立ち退き」で検索してみると
弁護士事務所やら、法律関係のサイトが出てきますので
トラブルになることも多そうです。
しかしながら、今住んでいるアパートの大家さんはとってもよい方です。
住んでいて不具合がないかと、折りにふれ聞いてくれたり
何か不具合が生じたときの対応が迅速だったりと
住んでいるあいだじゅう、たいへんお世話になりました。
「出ていくもんか！」と居座ることもせず
「出て行ってやるからいっぱい金よこせ！」と
ふっかけることもせず、おとなしく退去しようねと
お殿様（夫）と相談して決めました。
しかし、お金はほしいに決まってる！
とはいえ、私たちは聖人でも仙人でもありません。
煩悩にまみれた人間です。
さらに、大金持ちでもありませんから
お金がほしくないわけじゃありません。
調べてみると、大家さん都合による
立ち退き要求があったときに発生する
いわゆる「立ち退き料」の相場は、
家賃の６か月～１２か月分程度のようです。
この範囲内で、お金をいただきたいことは、
伝えてみることにしました。
ただ、「立ち退き料」とはいっても
法的に大家さんが払う義務はないそうです。
でも、支払われることによって
スムーズに立ち退き問題が解決するため
一般化されている常識になっているようです。
管理会社と話し合い
というわけで、アパートの管理をしている不動産屋さんに連絡をして
「立ち退きの条件」について、話を聞かせてもらいました。
今回が、初回の話し合いだったせいでしょうか？
具体的な金額は提示されませんでしたし
私たち夫婦も、「一般的な額で」としか言いませんでした。
話を持ち帰って、大家さんに聞いてまた連絡します。
と言って、不動産屋さんは帰っていきました。
「ライフスタイル＝節約です」←この記事でも書いたことですが
私の持論に「お金持ちほど、ケチである」が、あります。
今住んでいるのは、非常に地価が高いエリアです。
そんな地に、私たちが住んでいるところ以外にも
複数の物件を持っている大家さんは、大変なお金持ちです。
ですから、「いい人」であることとは、ぜんぜん関係なく
支払いに関しては、渋いかもしれないと思っています。
今後の予定
最初に不動産屋さんから連絡をもらったとき
大家さん談として伝わってきたのは
「引っ越し代など、できることはさせてもらいます」だけでした。
あとから調べていくうちに
「立ち退き料」という言い方をしなかったし
引っ越し代に限定していたのって
たぶん、わざとかもな、と思いました。
どういう言い方をしても、悪い言い方になるんですけど
要求されない限り、できる限り支出をおさえようとしているのかもしれません。
想像の域を出ませんが、ビンゴだった場合、
そういう人との話し合いは、相当なエネルギーが必要になると予想されます。
だから、大家さんから具体的な金額が提示されて
「少なっ！」と、思っても、極端に低くない限り
そこから、じりじりと金額を釣り上げることはしない予定です。
「そこまでお金にこだわりたくない」と、きれいごとを言うつもりではなく
金勘定にうるさい人から、お金を獲得するための戦いは
血まみれになる覚悟で臨まないと勝てません。
そのリングに上がって戦う気力が出ない歳の夫婦だというだけです。
「一般的な額を実費ではなく現金でいただきたい」と
こちらの希望は伝えておきましたし
敷金は全額返金してくれることも、今回の話し合いで聞けました。
また、掃除は一切必要ないことも確認できました。
それだけでも、十分ありがたいですし
少なくとも、引っ越し代は出してもらえるのですから
欲張っていやな思いをするのは、避けたいと思っています。
さて、どんなお返事がくるでしょうか。
返事を聞いたら、また記事にします。