抗がん剤の副作用により、絶賛脱毛中のお殿様(夫)
室内はもちろん、お風呂場の掃除がたいへんです。
それもこれも、坊主にしてきてくれなかったからです!!💢
(その記事はこちらです。→脱毛が始まったお殿様(夫)

私の脱毛期も、くしくも今と同じ暑い夏でした。
カツラはおろか、医療用キャップなぞとてもかぶっていられず
外に出るときはバンダナを巻いてしのいでいました。

途中で、作務衣を買ってきて着こんで
竹ぼうきかなんかで道を掃きつつ

出家いたしました

と言えば、それで通るかも?
と、ひらめきましたが、治療後には、また生えてきちゃいますから
つじつま合わせができないため、思いとどまりました。

お殿様は、まだ目立って薄くなっていませんので
(もともと薄いせいでまったく変化がわからないw)
まだまだ脱毛が続くと思われます。
いっそのこと、一気に全部ガバっと抜けてくれ!!
と、自分のときも思いましたが、今回もやはりそう思っちゃいますねえ。

お殿様は、今のところ脱毛よりも体重が落ちていくことが気になるようです。

①抗がん剤の副作用による食欲不振
②がん細胞に栄養をとられてしまう
③がん細胞から出る、悪液質という成分が脂肪や筋肉を分解してしまう

この3つが痩せる理由として考えられること
しかし、胃ろうによって①は考えなくてよくなっているし
③は、検査してみないとわからないものの
②③ともに、治療の効果が出て少しずつ腫瘍が小さくなっていけば
いずれ解消されるはずであること
などを説明しておきましたけど、どれぐらい心に残ったでしょうか。

どうせきっと、日々体重を計って一喜一憂
もとい、一憂ニ憂するんでしょうね。

がんの治療中は、脱毛したり痩せたり、顔にシミができて黒ずんだり
爪がはがれたりなんだかんだ、容貌の変化が現れがちです。

いつかまた、脱毛の副作用がある治療をすることがあって
それが、つるっぱげではなく落ち武者風どまりだったとき
パッと見、皮膚病に間違われる可能性がありますので
ジムに「皮膚病じゃありません」と言いに行こう
と、前々から決めています。

脱毛ごときでジムを休む気はない、といいましょうか
よほど体力が落ちない限り日常生活を変える気はありません。

実際、5年前脱毛してつるつるになっていたとき
温泉旅行に行って、お風呂でつるっぱげをさらしてきましたよ。

そしたら、じろじろのぞき込んできたぶしつけなババアがいましたが
どうせ行きずりの人ですし、
どう考えても、たしかに珍しい髪型(?)ですから
それもありであろう、もうどうでもいいやとほっときました。

ところできのう、いつもより遅くジムに行ったとき、
お風呂に、全身発疹だらけの人がいて驚きました。

あんな状態で入っていいの?

と、ひそひそ話している人もいました。

見た感じ、おそらく虫刺されか?という発疹でしたが
それでもやはり、入って大丈夫なの?
つまり伝染性の発疹ではないの?
ということを、その場にいた人全員が知りたかったはずです。

お風呂という場は、やはりそういう場所です。
顔見知りの方々には、がんであることを明かしてあるので
まだらなハゲになっても、自分で説明できますが
知らない方からすると、不安を感じさせてしまうことを
改めて思い知ったのでした。

きのうは、朝8時半から上映される映画を観に行ってました。
その後、ジムに行ったので時間がずれちゃったせいで
普段、遭遇しないはずの人とご一緒いてしまったんですよね。

観た映画は「木の上の軍隊」
太平洋戦争の終わりごろの沖縄が舞台の物語です。
終戦を知らないまま、2年間木の上に隠れていた
2人の日本兵のお話でした。(実話に基づく物語です)

堤真一さんと山田裕貴くんが日本兵の役で
2人とも好きな俳優さんだったことも大きかったんですが
原案が井上ひさしさだと知って、観てみたくなりました。

観てよかったと思える物語でした。
お2人の熱演に、感心しちゃいましたねえ。

そういうわけで、家に帰ってから
堤真一さんといえば、これでしょう!
という映画「容疑者Xの献身」をサブスクで視聴。

いやはや、何度観ても泣けますねえ。
堤真一さんの演技にひきこまれますし
松雪泰子さんの美しさが、素晴らしい!

容疑者Xがなぜ、そこまでしたのかという説得力は、
松雪さんの美しさなしに表現できませんね。

・・・見た目って、ほんっとだいじなんですねえ。
そう考えると、がんって難儀な病気ですね。
治療が終わるまでの辛抱ですけど
見た目が変わっていくのって、若い女性にはつらいことでしょう。

私はもう見た目なんぞ、どうでもいい
というときでしたけどね。

そして、過ぎてしまえばすっかり元通り。
生きのびるための犠牲ですから、仕方ありませんね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。