お殿様(夫)のがん治療が始まって、まもなく半年です。
がんの治療は、副作用との戦いともいわれるとおり
お殿様も、さまざまな症状に苦しみました。
中でもひどかったのが、放射線治療による炎症で
つばを飲み込むのもつらいほどの痛みだったそうです。
抗がん剤治療によるだるさなどもあり
この夏は入院含め、ずーっと寝たきりでした。
その生活様式がいまも続いていることには、思うところがありますが
なかなかできることじゃない、と感心していることがあります。
入院中、ちょっと不機嫌になったことがありましたが
自宅に戻ってからは、つらい症状に耐えていても
不機嫌な様子を見せずにいることです。
食事も摂れず、胃ろうからの栄養剤注入や
胃ろうが造設されているため、入浴ができなかったり
がまんしないといけないことがたくさんあっても
八つ当たりされたことは、ありません。
私も自分の治療中、しんどかったとき
なるべくつらそうな様子は見せないように努めました。
いっしょに暮らす人に対する礼儀といいましょうか
自分がされたらいやなことはしないようにしました。
お殿様が、努めて不機嫌にならずにいるのかどうか
聞いたことがありませんから、わかりませんが
どう見ても、気の毒になるほどつらい療養生活です。
それを平常心で乗り越えてきたことは、立派だと感心します。
だからって、ほめたりしません。
そんなことで感心されるのか!と、思われるのもシャクですもんね。
今月末の検査によっては、また入院しての抗がん剤治療を受けますが
もしそうなってしまい、ぐったりヨレヨレになっても
不機嫌にならずにがんばってほしいと思います。