蠕動(ぜんどう)

  • 意味:ミミズなどの虫が身をくねらせてうごめきながら進むこと・また一般に、うごめくこと
  • 豆知識:「蠕」=「虫の這うさま」という意味を持つ漢字です。

消化管で起こる内容物の輸送運動のことを「蠕動運動」といいます。
運動不足と蠕動運動は連動しているそうです。
ウォーキングや腰をひねるストレッチが
蠕動運動を促すのに有効だとか。

ドラマ

姉に勧められて、ネットフリックスで配信中の
ドラマ「ブラッシュアップライフ」を観ました。
死後、転生すると、人間以外の生き物になることもあるという設定で、
主人公は、大アリクイだの、サバだのウニだのといった
カンベンしてほしくなるような生き物に生まれ変わることを知ります。

人間に生まれ変われる可能性もあるものの、
そのためには、今世で徳を積む必要があると知った主人公が
徳を積むために、何度も今世を生き直すというストーリーです。

コメディなので、おなかをよじって大笑いしながら観ました。
とてもおもしろかったのでお勧めです。

もしも、これが本当の話で積んだ徳によって
何に生まれ変わるかが決まるというのが一般常識であったなら、
世の中はきっともっと平和になるでしょうね。

平和じゃない

そんなことを考えたのは、あまりに平和でない光景を見たからです。
今朝、東京湾震源の地震がありました。
被害はありませんでしたが、グラっと大きく揺れて驚きました。

揺れた瞬間、私がいた場所は、ジムの入り口前です。
開館数分前に到着し、扉が開くのを待っていました。
ジムに到着する直前に踏切があり、そこにひっかかると
少々出送れるので、毎朝早めに着くようにしています。

理由はそれぞれでしょうが、同じように開館前から
入り口前に並んで待っている人は大勢います。
その全員が、シニアです。(笑)

そして、圧倒的に男性が多く
この方々=おじいさんたちの行いが
たいへん傍若無人なものですから
日頃から、「おやまあ」と思って見ていました。

たとえば、まだあと2分ほどあるというときに
無理やり自動ドアをこじあけて、中の暖気にあたったり
開館と同時に中になだれこむどさくさで
並んでいた中に当たりまえのように割り込んできたり
下駄箱の前にあるごみ箱を蹴っ飛ばしてひっくり返しても
放置して、どんどん中に入っていったり。

とにかく、何をそんなに急いでいるの?
と、聞いてみたくなるほど先を争って中に入ります。

どういう心理なのか、さっぱりわかりませんが
我先に進むおじいさんたちにぶつからないように
注意深く身をかわしつつ、入館する毎日です。

今朝

そんなおじいさんたちが、今朝グラっと揺れたあと
すぐにスタッフが来てドアを開けつつ
「安全を確認するまでお待ちください」
と、言っているのに、スタッフを押しのけつつ、どどっと中に入って
「まだ、入らないでください!」と再度注意されているのに
躊躇する様子もなく靴を脱ぎ、中に入って行こうとしていました。

階上に行くのは、厳しめに静止されて思いとどまっていましたが
エレベーターに乗り込もうとぐいぐい進んでいる人も数人いました。

とんでもない蛮行であるなあ、とあきれつつ見ながら
あのおじいさんたち、転生後はきっと

ゴキブリだな!

いや、ギョウチュウか?(笑)

と、ニヤニヤしてしまいました。

今後、とんでもない振る舞いをする人を見かけたら
転生後の生物を考えるという楽しみができたので
苦々しく思う気持ちが少し緩和されそうです。

ドラマの脚本家はバカリズムさんです。
大喜利やコントのセンスが秀逸で
一目置かれている芸人さんですが
今更ながら、その才能に敬服しました。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。