今回は趣向を変えて
突然ですが、ここでクイズです。
ある歌の歌詞の中の言葉を練習していますので
書いている言葉をヒントに曲名を考えてみてください。
「嗚呼」って、どう考えてみても
人生の中で書いたことないんですよね。
ポエマーじゃないと、書きませんよね?普通。
言い切りの形だと「疼く」なんですが
歌詞のとおりに書いています。
ここでわかった人は、答えとなる歌を歌っている人たちのそうとうのファンだと思いますが
意外と、たくさんの方がもうわかっているかもしれません。
最終ヒントです。
この歌を知っている人なら、もうわかったことでしょうし
わからなかった方は、そもそもこの歌をご存知ないのだと思います。
正解は、こちら
サザンオールスターズの「LOVE AFFAIR~秘密のデート」でした。
漢字を書いているのは、脳トレ目的で
テーマを決めて練習していますが
それとは別に、たまに歌の歌詞を書いてみています。
歌の選び方は、そのとき流れてた音楽や、
ちょっと前に聞いて懐かしかった音楽というだけで、特に決まりはありません。
漢字練習動画を整理していたら、まだ記事にしていないものが複数出てきたので
急遽、こうしてクイズにしてみたのでした。
どうでもいいことですが、下敷きは「進撃の巨人」グッズです。
カップ麺を買うともらえたグッズで、もう10年ぐらい前のものです。
下敷きというより、クリアファイルですが漢字練習に重宝しています。
「LOVE AFFAIR~秘密のデート」とは
不倫の歌なんですよね。
「嗚呼」は、愛人を「連れてかえれない」ことを嘆き
♪嗚呼涙隠して憂うSunday というところに登場し
「疼いてる」は、「二度と戻れない境界を越えた後で」
♪嗚呼この胸が疼いてる というところに登場するなど
秘密にしなければいけない関係への切なさを訴える歌です。
この歌には珍妙な思い出があります。
もう、今から20年ぐらい前になりますが
そのころ、ヤフー!掲示板の遠距離恋愛のカテゴリーには
不倫を語り合うトピックス=不倫トピがたくさん立っていたんですよ。
今にして思うと、時代を象徴していたんですよね。
たくさんの人が携帯電話やパソコンを持つようになったし
ADSL回線が普及して、
家でインターネットを楽しむ人も増えた時代でした。
おおげさではなく、新世界だったネットの世界。
そこは、チャットとか、出会い系サイトとか掲示板やらがあって
新しい出会いに満ちあふれていました。
そこで、ネット不倫なる関係が発生したんですねえ。
遠距離カテに不倫トピが多かったのは
ネットで知り合っていたから、
意気投合はしてみたものの住んでるところは、遠かった!
ということなんですよね。
金妻みたいに、近所でとか友達の旦那さんととかっていう
そういうのとは、まったくちがう不倫文化が花開いちゃいました!
ということです。
遠距離カテの思い出
その遠距離カテには、「不倫している人たちの言い訳」という
ものすごくおもしろいトピックスがありました。
そこは、不倫トピに書きこまれたことをネタにして
こんなこと書いてたよ~と、報告しあうトピでした。
不倫トピの住人さん方は、久しぶりの恋に思いっきり浮かれてますから
総じてポエマーでした。
そこが、はたから見るとおかしいから、笑ってやろうという
悪趣味なトピなんですが、突っ込みがおもしろかったので
しょっちゅう読みに行っていた、私も悪趣味でしたw
- まだ女でいたいんです…
えっ!?不倫してないとヒゲ生えちゃうんですか? - 彼はエリート商社マンなんです…
それがどうした!?あんたの旦那とちゃうやん! - 彼は誠実な人です…
いやいや、誠実な人は不倫しないでしょー!
などなど、突っ込みどころ満載なことを
不倫トピに書き込んでいた人たちは、
冒頭でクイズにしたサザンの「秘密のデート」が大好きだったんですよね。
私は、特にサザンのファンというわけではありませんでしたが
ファンからすると、気持ち悪かったんじゃないかな。
その後はいかに?
あれから20年、あの人たちの恋愛ごっこはどうなったんだろう?
ネットで知り合って、深い仲になる。
そこまでは、楽しいかもしれませんが
ばれたら、地獄でしょう。
お互い既婚者であれば、
それぞれの配偶者から慰謝料請求されますし
社会的信用も一気に失いますしね。
昨今、芸能人の不倫にとても厳しくなりました。
少々古い話題で恐縮ですが
アンジャッシュの渡部さんについては
関係を持った女性も、
多目的トイレでいたすことに同意していたんですよね?
無理やりだったわけでもないのに
場所についてあとになって責めるって、ナシだなと
それは思います。
多目的トイレの使い方としては、当然NGなんですが
告発した女性もまた
お前も好きでやってたんだろうが!
人のものを盗るんじゃねーよ!タコが!
と、責められるべきだと思うんですけど
これを誰も言わないのが今も不思議です。