贖児(あがちご)
- 意味:12月の大祓(おおはらえ)に用いた人形(ひとがた)
- 豆知識:大祓とは日々の生活の中で知らず知らずのうちについた罪や穢れを、人の形をした「形代(かたしろ)」に遷し祓い清めることで、6月と12月に行われるそうです。
人形って、儀式で使われるとき、ひやっとした怖さを感じます。
人の魂が宿っているように見えるから、動き出しそうで怖くなるのでしょうね。
人形が怖いといえば
昔、スチュワーデスをしていた姉が
海外ですてきなピエロの人形を買ってきました。
人形には、興味を持ったことがほとんどなかったんですが
珍しく「ステキだね!」と、ほめた記憶があります。
その後、姉が結婚し、ピエロの人形も持って行ったんですが
わりとすぐに「これ、あげるわ」と、プレゼントしてくれました。
どうしたんだろう?と、思ったら
姉が結婚した相手=義兄がピエロの人形を怖がって
「夜、絶対に笑わないって保証してくれるなら、飾ってもいい」
と、言い出したそうで、「そんなことまで言われて飾る気になれないわ!」
と、プンスカ怒って、半ばやけになって私にくれたのでした。
こういうのを、まさしく棚から牡丹餅というのでしょうね。(笑)
義兄は新婚時代、姉のリアドロコレクションの中に
自分のウルトラ怪獣のフィギュアを並べて飾り
当然、姉から怒られ、撤去させられたこともあり、
人形にまつわるエラーが多い印象です。(笑)
人形をだいじにしない女
ピエロの人形は、大人になってもらったものなので
だいじに扱うことができましたが
子どもの頃の私の、人形の扱いのひどさは
たいへんなものがありました。
ケロヨンの指人形の口を切ってしまった話は
以前、記事にしました。
(こちらです。→吹き替えは声優さん派です)
リカちゃん人形の髪の毛をちょん切った話も
やはり、以前記事にしていました。(恥)
(こちらです。→ダチョウの頭が悪すぎるらしい)
むかし、イギリスの王侯貴族たちがしていた
「クマいじめ」という遊びは、名前そのまま
クマをいたぶって見世物にする遊びで
なんとひどい遊びだろうと、驚いたことがありますが
私のしていることも、じゅうぶんひどい「人形いじめ」でした。
クマといえば
今にして思うと、ちょっとおかしなぬいぐるみなんですが
クマの体にかわいい子供の顔がついているぬいぐるみがありました。
幼稚園児だったころ、かわいがっていたクマちゃんです。
私なりにだいじにしていたはずなんですが
なぜか、目のまわりをマジックでぬりつぶしてしまったんですよね。
かわいくなくなるとか、そういうレベルではなく
もはや、ホラーなぬいぐるみになってしまったんですが
どうしてそんなことをしたのか?
今になると、まったく理解できません。
もしかしたら、お化粧してあげたつもりだったのかもしれません。
そう考えると、水森亜土さんの小さな陶器の人形のほっぺに
セメダインを塗りまくって黄色くしてしまったのも
お化粧のつもりだったのかも?
んなわけ、ありませんよね。
どうして、そういう子どもだったのか。
私がいちばん知りたいと思ってます。(笑)