纛(とう)

  • 意味:はたぼこ・旄牛の毛や雉の尾で飾った大旗
  • 豆知識:はたぼこ=上部に小旗をつけた鉾 (ほこ)のことで、鉾=両刃の剣に長い柄をつけた大昔の武器のことです。

旄牛=ヤク(ウシの仲間)の画像です。

一文字の漢字の意味を把握するために
たくさん調べ物をすることになりました。(笑)

新刊が出たら読むつもりだけど

先日、「イモリなのかヤモリなのかガラかめなのか」という記事で
シリーズ物の本を放置しがちであることを書きました。
放置する理由は、前作までの登場人物や展開を忘れていて
イチから読み直さないといけないので、おっくうになってしまうからです。

それでも、なんとかかんとか頑張って、読み続けているものもあります。
たとえば、姫川玲子シリーズです。

誉田哲也さんの作品で、警察小説です。
ドラマ、映画になっていますので
そちらのほうが有名なのかもしれません。

この「ストロベリーナイト」を皮切りに
現在、10冊までシリーズが進んでいて
最新刊の「オムニバス」まで、読んでいます。

主人公の姫川玲子=階級が警部補の刑事です。
背が高く、美人という設定で、シリーズ開始時は29歳でしたが
「オムニバス」では、35歳になっています。

途中、恋愛も描かれているものの独身で
最新作を読むに、恋人になりそうな男性が出ているんですよね。
この人、どの作品から登場したんだっけ!?
と、記憶をたどってみても、どうしても思い出せません。

そして、今その男性の設定を書こうと思ったら
あれ?警察の人だっけ?検察の人だった?
なんだった???と、すでにおぼろげになっていました。

こういうことがあるので
シリーズものって、読むのがしんどくなってくるんですよね。

最終巻を読みたいけれど

宮本輝さんの「流転の海」シリーズは、最終巻だけ未読です。
全9冊からなるシリーズもので、
主人公の熊吾は、宮本輝さんのお父さんがモデルだそうです。

完結したのが2018年なのですが
執筆開始から、完結まで40年かかっているそうです。
私が読み始めたときは、第七部まで刊行されていて
第八部は、「出た!」と、喜んで読んだのですが
肝心な完結編が出たときは、かなりあいだがあいてしまい
登場人物を思い出す自信がなくなっていました。

とてもおもしろい作品なので
せっかくだから、第一部から読み直してから完結編を・・・
と、思ったのがまちがいのもとでした。

第八部まで、すべて図書館で借りて読みましたので
手元に本がありません。

借りてこないといけない、となると
とたんにおっくうになってしまうものですねえ。

というわけで、最終巻を読む予定がいまだ立っておりません。(笑)

新刊が出たら読む予定

朝ドラ「らんまん」では宇崎竜童さんが演じたジョン万次郎。
その生涯を描いた「ジョン・マン」は、新刊が出たら読む気満々です。

ストーリーがシンプルなことと
展開が超スローモーなので
「どうしてこんなことになってるんだっけ?」
と、ならずに新しい巻を読む自信があります。(笑)

現在7巻まで刊行されていて
もうすぐ、日本に向けて旅立つはずです。

しかし、とにかく進み方が遅い小説です。
なんだかんだあって、アメリカに着いて
そろそろ船に乗るかなあ?と、思って読んでいるものの
万次郎は、延々と樽を作っていた巻があったはず。

その「船に乗る」というのも
日本に帰る船ではなく、船員として捕鯨船に乗るという展開でした。

この調子では、日本に帰りつくまで何巻になるだろう?
と、ヤキモキしていましたが、帰る決意をして
帰国のために、あれこれ画策し始めたので
もうあと数巻で、帰国するはずです。

その後も、万次郎さんの生涯は、いろいろありますが
どこまで書くおつもりなのか?
作者の山本一力さんにうかがってみたいものです。

そしてなんといっても

シリーズ物で、完結まで絶対に読みたい!
と、思っているのは「蒼穹の昴」シリーズです。

清の時代の中国を舞台にした歴史小説です。
現在、第六部まで完結していて
文庫本で数えると、全部で15冊あって
二・二・六事件、西安事件まで話が進んでいます。

この話をどこまで書くおつもりなのか?
これもまた、作者である浅田次郎さんにうかがってみたいものです。

第二次世界大戦の終わりまで描いてほしいなと、思っていますが
どうなるのでしょう?

現在、山本一力さん75歳、浅田次郎さん、71歳
「ガラスの仮面」の美内すずえさん72歳です。

まだまだお元気だと信じていますが
山本一力さんは、2017年以降、新刊が発売されていません。
皆さんには、どうか、どうか作品を生み出し続けていただきたい
と、祈るばかりです。



忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。