蠹魚(とぎょ)

  • 意味:昆虫シミ(紙魚)の別名・本ばかり読んでいる人
  • 豆知識:本を読んでもその真意を理解できない者をあざけっていう語でもあります。

昆虫「シミ」は非常に原始的な虫で、ゴキブリより前から存在していたそうです。
昔は、学校の図書室で借りた本によくついていましたが
もう何年来、図書館で借りた本で発見したことは、ありません。
今は、本を除菌する装置もありますので、いないことを願います。

虫じゃなくて爬虫類(たぶん)

マンションの外壁に怪しい影を発見しました。

ごみの集積所近くだったため、かぶせてあったネットの下にいて
はっきりとは、わかりませんでしたが、たぶんヤモリですよね?

ネットの中から追い出して撮影してみましたが
動きが速すぎて、何がなんだかわからない画像になりました。(笑)

ヤモリとイモリって、姿も名前も似ていて
どっちがどっちか、すぐわからなくなりますが
壁に張り付いていたんだから、たぶんヤモリだろう、ということにしました。

区別の仕方

いつどこで聞いたことか、忘れましたが
両者の名前を覚える方法は漢字にしてみることです。

ヤモリ=家守
イモリ=井守

家の壁にいるのがヤモリで、井戸とか水際にいるのがイモリ
と、覚えたのですが正しい判別法なのかは、わかりません。

さらに、両生類、爬虫類の問題もありますが
井守と置き換えると、井戸の中=体が湿ってもOKなのが両生類。
とも覚えていまして、これは当たっているはずです。

イモリとヤモリのちがいを真剣に考えたのは
中学の生物で習ったときだけだとは、思いますが
こんな年になっても、覚えているものなのですねえ。

イモリもヤモリも好き

そもそも、爬虫類が好きなのでヤモリは大好きです。
とんと見かけなくなりましたが
家の中で見かけたら、じっくり鑑賞させてもらいます。

ちょうどいま読んでいる本で、ヤモリの別名を知りました。

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昭和初期の東京で句会に集う三人の女性(学者の娘、医学生、芸者)の
日常や恋を描いた物語です。
非常に洒脱で、話し言葉や表現の美しさに感心しつつ読んでいます。

小説内でヤモリは、句題「守宮(やもり)」として登場し
別名は「壁虎(へきこ)」であるという話が紹介されます。

なぜ壁のトラなのか?と、句会に集まった面々が話しあいますが
これといって、結論を出すわけではなく
会話そのものを楽しむ様子が描かれていました。

ほかにも、ヤモリが登場するおもしろい小説がありました。

柴田よしきさんの「炎都」は、妖怪が出てくる伝奇小説で
かなり巻数があるシリーズ物のはずです。

主要な登場人物(?)にヤモリがいて
魅力的なキャラクターなのですが
途中、虫をバリバリ捕食するシーンがあり
「ギャッ!」と、おびえながら読みました。

こういうシリーズものって、完結してから読まないと
最後のほうを読まずじまいになってしまいがちです。
新刊出た!と、思っても前の話を思い出せなくて
イチから読み直すのもめんどくさくて放置してしまうんですよね。

このシリーズも完結しているかどうかすら、知りません。
とてもおもしろくて、途中まで夢中になって読んだんですけどねえ。

完結してほしい

小説ではありませんが、なんとしても完結まで読みたいと思っているのが
マンガ「ガラスの仮面」です。

連載開始から何十年も経って、
ようやくマヤちゃんたちが携帯電話を持った!
と、思ったら、あっというまにスマホの時代になりました。

こういう時代の流れに、どうつじつまを合わせるのか
という、大きな問題もありましょうが
もう、そんなことは、どうでもいい!

小学生のときから読んでいるんだから
どうか、どうか終わらせてください。
と、祈るような気持ちでいますが
もう何年も新刊が出ていません。

美内すずえ先生、続きを描いてくださいーーーい!!
なんなら、インタビューであらすじを語るだけでもいいからっ!
と、切望しております。

メインストーリーともいえる紅天女は、
もう亜弓さんでもマヤちゃんでも
どっちになってもいいというほど、関心がありません。

マヤちゃんと真澄さんがどうなるのか
それだけを、口頭で教えてくれるだけでいいから
結末が知りたいわあ。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳、専業主婦です。 新幹線、首都高速、武道館などなど同い年のものがたくさんあります。 還暦目前のせいか、あれもこれも忘れてしまう困ったちゃんです。