暖簾(のれん)
- 意味:商店の軒や店先に日よけとして張る布
- 豆知識:もともとは、防寒のための垂れ幕だったそうです。
見かけなくなった家財道具シリーズです。
お店では見かけますが、昭和の家庭でよく見かけた
部屋と部屋の間につるしていた玉暖簾は、最近見かけませんね。
ああいうの、きらいじゃありません。
ビーズとか、きれいな素材で作ったらまたブームがくるのかな?
ぼろぼろの帰宅
過去3日間の続きです。
傷だらけの忘れん坊将軍
お殿様(夫)組み立て家具に燃える
お殿様(夫)まさかの逃亡
お殿様(夫)がいきなり帰ってしまったので、
結果的に、その日予定していた作業を
ひとりでこなすこととなった私が、
へとへとになって帰りついたのが夜の10時ごろ。
お殿様は、ほとんど寝ていたようですが
私の気配に気づいて「おつかれー」と言っていました。
部屋に入らなかったので、顔は見てませんが
「寝ちゃってるの?いいご身分ねっ!!」と
この時点で、かなり将軍(私)はご立腹ですよ。
そこにさらに燃料が投下されちゃったもんですから
将軍は怒りの炎が燃え上がっちゃいましたよ。
さらなる事件
台所に行く途中、紙屑なんかを捨てるごみ箱に
お弁当の空き容器が捨ててあったんです!
私はこれまで何百回も
「食べ物のにおいがするものを、ごみ箱に捨てないで」と
お殿様にお願いをしてきました。
虫が来そうでいやなんですよ。
こんな簡単なことを覚えられないはずがありませんから
そもそも、私の決めたルールなんかに従う気がないんでしょうね。
捨てたいときは、捨てちゃうんですよ。
それは、今始まったことじゃありませんけど
このときは、「また捨ててるっ!!!」と
イラつきメーターが振り切れましたね。
お殿様の寝てる部屋に入っていって、どなりつけようかと思いましたが
ものすごーく、疲れていたので
とりあえず、ごみを救出してからお風呂に入りました。
お風呂が大好きなお殿様、お風呂を沸かして入ったようです。
沸いててよかった!これだけは、お殿様グッジョブです。
湯船の中で
あったかいお風呂に入って、体がほぐれてくると
心もほぐれてくるものですね。
お殿様にすれば、夕方4時ってもう、
ビール飲みたいメーターが上がってくるころです。
その前にお風呂に入って、などなど考えると
あのタイミングで家に戻らないと、一日の至福のときが遅れます。
遅れるどころか、私の立てた予定を遂行していたら
「今日はなし!」とされてしまいかねません。
あそこで帰るしか、お風呂からのビールはなかったんですよねえ。
お殿様にとって、だいじな時間ですし
日頃しないことをたくさんして、ものすごく疲れたことでしょう。
そもそも、お殿様がまだ現役で毎日働いていたら
引っ越し準備は全部私が担っていたんです。
今、週に4日も休みがあるから、一緒に準備しようと思っただけで
別に、ひとりでもやってやれないことじゃなかったんですよね。
二人いると思えばこそ、無理なキツキツのスケジュールを組んだともいえます。
数日前、毎日の準備で疲れていた私を見て
昼ご飯を外で食べようと提案してくれましたし。
ラーメンをごちそうしてくれました。
お殿様がテレワーク生活に突入して2年以上たちますが
平日のお昼ご飯の外食は、これが初めてでした。
そんなことを考えていたら、「しょうがないか」と思えてきました。
そのまま寝た
その日は精魂尽き果てるほどに疲れてましたから
怒りをぶちまけてる場合じゃない、とばかりにそのまま寝ました。
翌朝、何事もなかったかのように起きてきたお殿様は
「体のあちこちが痛いなー」と、ぼやいていました。
前夜、湯船の中で「しょうがないか」と思いいたったものの
やはり、あの程度で?ヤワすぎるわねw
私のこの青あざを見てごらん!(なぜかあちこちあざだらけでした)
逃亡したどの口がそんなことを!!
などなど、脳内には罵詈雑言が浮かびましたが
まずは、馬の耳になんとかでしょうけど、言っておきました。
「食べ物のゴミは、ごみ箱に捨てないでね」
すると、「じゃ、どこに捨てればいいの?」
涼しい顔で聞き返してくるお殿様に、心底あきれましたね。
これも何百回も
捨て方を教えたって、覚えられるはずなない
もとい、覚える気はないんでしょうから
片付けなくていいから、台所に置いておいて。
と、言い続けてるんですよ。
それを「どこに捨てればいい?」ですって?
「今度、捨て方教えるから覚えてね」
と、いつもと違う返しをしてみました。
生ごみの始末ぐらいは、覚えておかないと本人が困りますよね。
荷物を玄関の外に山積みしちゃうとか、あり得ないことをしでかしてくれました。
生活に必要なことを覚えておかないと
私が先に死んだらきっと困っちゃうよと、なんだか哀れになってきました。
急げばすねちゃうでしょうから、ゆっくり少しずつ
お殿様の生活スキルを上昇させていこうと思います。