私がお殿様(夫)に話しかけなくなったことに気づいて、
なんだかんだ話しかけてきていたお殿様(夫)ですが

怒ってるわけではないようだが、
何やら機嫌が悪いようだ
原因は、たぶん俺

と、感じているようです。

「たぶん」なわけないじゃありませんか。
家の中にほかに誰がいるというのでしょうか。

お前だよ、お前!

あくまで推察の域を超えていないというのに
思わず悪態をつきたくなりました。
でも、絶対「たぶん」がついているにちがいありません。

そのくせ、理由は意外にしっかりわかってるようです。
きのうは、お殿様の通院日でしたが、帰宅後

病院に行くとき、隣の駅まで歩いてるんだ
運動になると思って

と、得意そうに言ってましたよ。

それはえらいわね!

と、ほめるとでも思ってるんでしょうかね?
実際の会話は以下のとおりです。

そうよ、歩いたほうがいいわよ

うん

次の病院、いつ?

来月

来月まで歩かないわけ?

ほめられるどころか、返り討ちにあって

そういうわけじゃないけど

とかなんとか、ゴニョゴニョ言ってましたから
私の口数が減った原因が、自分の寝たきり生活にある
ということは、絶対わかってますね。

そんなお殿様流のご機嫌とりなのか
きのうは、お土産に近所の和菓子屋さんで、
私の好きな大福と草餅を買って帰ってきました。

よかったらどうぞ

と、いつになく丁寧に勧められたので
(普段なら「食いなよ」)

いただくわね

と、こちらも丁寧に返して、おいしくいただきました。
大福と草餅に罪はありませんし
そもそも、話しかけられたら普通に会話してますから
お土産だって、普通に食べますよ。

そんなもんでは、話しかけるようにはならないけどね!

たまに隣の駅まで歩くより、
毎日、少しでいいから近所を歩け!
と、言いたかったけど、そこまでは言いませんでした。
言ったって無駄ですからね。

忘れん坊将軍

昭和39年生まれの59歳の専業主婦、4歳年上の夫と2人暮らしです。夫はステージ3の食道&下咽頭がん、私はステージ4の乳がんを罹患しています。夫婦でがん患者となりましたが、前向きに暮らしています。主に、夫のがん治療についての記録になりますが、日々起こるあれこれも綴っていきます。