調剤薬局で薬と胃ろう用栄養剤をもらい受けるのが
すっかり私の仕事となっていますが
待ち時間が長いので、病院の帰りに
処方箋を薬局に出すだけ出してきてほしい
と、お殿様(夫)に頼みました。
でもたぶん、どうしてもしんどくて無理だった
ということにするんだろうと、思ってました。
(きのうの記事→頼れる人がいない患者は?)
病院から帰って来て、倒れこむようにベッドに入り
そのままずーっと寝て過ごしていました。
その間、「処方箋だけど・・・」とかなんとか
お殿様のほうから切り出しはしません。
何も言わない、ということは
どうせ、処方箋を持ち帰ってきたんだろう、
だけど、それは言い出しにくいから黙ってるのだろうと思いましたが
薬や栄養剤は、私が必要なものではないので、
私からも、特に言及はしませんでした。
夕方、お殿様の部屋に入ったら、
ベッドの上に処方箋が置いてありました。
ちょうど、私の目に入る位置に置いてあるあたり
やり方が、どうにもこうにもいじましいですよね。
ちらっと見て、無視しようかと思いましたが
そろそろ自室に戻りたかったので
やっぱり行ってくれなかったのね
と、言いつつ処方箋を手にして、聞くと
主治医から「処方箋を分けて出すことはできないので
薬局で相談してほしい」と言われたそうです。
そうなんだ。
じゃあ、明日の午前中に行って相談してきてね
と言って、手にした処方箋を渡しました。
え!?
という顔をしていましたが
牛乳やプリンなどを、買い物に出ていますし
病院にも行っていますから
駅前の調剤薬局に行くのは可能なはずです。
意地悪で言っているわけじゃありません。
あまりに寝たきりすぎるので
歩く習慣を取り戻すために
自分の用事は自分ですませるように勧めているだけです。
というわけで、自分で行くことが決定したわけですが
(あくまで私の中で)
この記事を書いていた、今さっき
トイレに行く途中で転んでいました。
歩くと転ぶから、調剤薬局には行かれない
というアピール、といわけではないと思いたいんですが
どうしても演技では?とも、ちらっと思ってしまいます。
転んだので、助けに行きつつ
歩行訓練をしたほうがいいね
筋力が落ちすぎだよ
と言いましたが、痛くてそれどころじゃない、
といった体で、安定のスルーでした。
「がんリハ」なる言葉があり、それは
がん患者のリハビリを指します。
がん患者が、治療で弱ってしまった体力、筋力を取り戻すリハビリです。
お殿様が通っている病院も含め
取り入れている病院は少ないのが現状ですが
いずれ、当たり前の治療プログラムになるでしょう。
寝たきりになるのは、圧倒的に男性が多いでしょうね。
堂々とずーっと「俺は病人だ」と寝ていられるばっかりに
寿命を自ら縮めていることを、
どう言えば本人にわかってもらえるんでしょうか。
病院の指導がいちばん効果的だと思われますので
今はまだ、がんリハが標準プログラムではないのが残念です。